私は最近読みたい本が多く、いわゆる積読が増えてきた。
本を購入し、「いつか読もう」と思ってはいるものの、まだ読まずに放置してある(積んである)状態、あるいはその本を意味する語。「積んどく(積んでおく)」に掛けた表現である。
weblio:積読
積読っていい名前。センスあるわ。本を積んでいることに対して罪悪感が減る感じがいいよね。
私自身がどんな積読があったのかを忘れないために、積まれている本を一つずつ並べてみることに。
「テスカトリポカ」佐藤究 著
第34回山本周五郎賞受賞、第165回直木三十五賞受賞。
まさに鈍器本。片手で持つのつらいし、眠くなったら枕にできそうなぐらい分厚い。
私がこの本を知ったのは、直木賞候補に挙がった時でもしかしたら賞を取るかもしれない、とTwitterで流れていたのを見た時だ。
麻薬密売人が、神奈川県川崎で心臓密売組織を作り上げていくというストーリー。
これだけ聞いても相当内容がダークでヘビー。気合を入れて読まないといけない。
最初は図書館で予約をしていたのだが、その時点では約20人待ち。一人最大2週間借りられるから、ざっと計算すると、40週間!約10ヶ月待ち!?
あかんあかん。そんなに待ってたら予約してたこと忘れちゃうし、こんな分厚い本は読むぞ!っていう気合が入っているタイミングでないと読めないやつだ。
そんなある日、埼玉にある角川ミュージアムに遊びに行く機会があった。
角川ミュージアムにある本屋さんで見つけたのが残り3冊のテスカトリポカのサイン本だった。
奇跡!残り3冊!!サイン本!!!買う一択やん!!!!
こんな単語しか並べられないぐらいにショートした頭を必死に落ち着かせて、平静を装いレジへいそいそ。
店員さんとのやり取りでも平静を装いお会計。ビニール袋に入らないサイズだったのか、やたらでっかい余裕がたっぷりな紙袋に入れられてしまったけど、まぁこれも思い出。
そして今日に至る。
まだサイン部分のページしか開いていない。
まだ読みたい気持ちになっていないからね。いつか読むもん。
ちなみに今図書館の予約状況を見てみると、258人待ちだった。
本を買った当時の私よくやった。
価格:2,310円 |
「夏を取り戻す」 岡崎琢磨 著
確かTwitterで話題に上がっていて、興味があった本。
同じ団地に住む小学四年生が失踪しては数日で戻ってくる出来事が連続して発生した。広義の密室だった団地、教師に見張られた視聴覚室などの不可能状況下から、忽然と姿を消す子供たち。当初はいたずらか家出と思われた事件は、やがて地域住民を巻き込んだ大騒動に発展する。子供たちはどのように、そしてそもそもなぜ失踪を続けるのか。切実なる一夏の闘いを描いた傑作ミステリ
東京創元社:「夏を取り戻す」内容紹介
おもしろそう!!!!子供達が何か考えがあって失踪しているのかなとは思うけど、子供ながらに深刻な悩みがあるのかな。
子供たちのひと夏の大騒動って、いろんな本や映画で取り上げられる題材になっていて、自分が子供の頃と心情と重なる部分も見つけることもある。
そういった重なる部分を見つけるのもおもしろいんだよなぁ。
本屋さんでぶらぶら文庫本を眺めていると、なんとサイン本が置いてあった。
奇跡!残り数冊!!サイン本!!!買う一択やん!!!!(2回目)
こんな単語しか並べられないぐらいにショートした頭を必死に落ち着かせて、平静を装いレジへいそいそ。(2回目)
そして今日に至る。(2回目)
まだサイン部分のページしか開いていない。(2回目)
まだ読みたい気持ちになっていないからね。いつか読むもん。(2回目)
価格:968円 |
あれ?まだまだ積読あるんだけど
2冊分を挙げたけど、まだまだ積読はあるんだよな‥‥。
もう今日は2冊書くだけで疲れちゃった!
またいつか積読は紹介していきます!
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