私は持株会というものをしている。
持株会とは、従業員の給与や賞与から一定の金額を天引きして集めた資金で自社株を共同で購入するものです。従業員は少額の資金で投資ができ、拠出額に応じて配当金を得られます。
カオナビ:持株会の仕組みは?
私は3月いっぱいで会社を辞めるので、この持株会も終了するが、辞めた後はこの購入した株たちをどうしたらいいのか考えてみた。
持株会のメリット
私なりに考える持株会のメリットは
- 奨励金がある
- 株を買うタイミングや金額を考えなくていい
- いつの間にか資産形成ができている
以上の3つがある。
奨励金がある
持株会で自社株を購入すると会社側から一定の割合で奨励金を出してくれることがある。
私がしている持株会の場合は、購入金額の10%が奨励金として上乗せされる。
10,000円の自社株を買えば、1,000円の奨励金を出してくれることになる。
普通に銀行口座で0.001%の利息で貯金をするよりも、持株会で10%の利息があると考えれば差は歴然だ。
株を買うタイミングや金額を考えなくていい
持株会ではドルコスト平均法を用いている。
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法です。この手法で金融商品を購入し続けた場合、価格が低いときの購入量は多くなり、価格が高いときの購入量は少なくなります。
人生100年の歩き方:ドルコスト平均法とは?毎月定額で積立てる方法の長所と短所を解説
つまり購入する側は、難しく購入時期を考えなくてもいいということ。
このドルコスト平均法は、長期投資向けの投資法でもあるので、最初に証券口座開設や購入金額などを決めておけば、あとはほっとくだけ。
私は購入金額もここ数年は変えておらず、半年に一度送られてくる持株会員へのお知らせハガキで、今まで購入した株数や株価を確認する程度。
難しい投資の勉強をしていなくても、簡単にできるのがドルコスト平均法だ。
いつの間にか資産形成ができている
私はお金を貯める時に必ずしていることは、先取り貯金。
持株会では毎月支払われる給料から、予め設定しておいた株の購入金額が引かれる。
つまりこれも先取り貯金と同じ原理になる。
もし購入した株が下がったとしても、ドルコスト平均法を用いているのでむしろお買い得になり、奨励金があるのでそこまでマイナスに働くことはない。
その代わり、給料から購入金額分引かれているので手取り額が少なく感じるかもしれない。
退職した後の株の行方
今まで頑張って買い続けてきた株は、退職するとどうなってしまうのか。
調べてみると、
- 持株会と提携している証券会社の口座に株を振り込んで、自分で売却する
- 積立購入はできなくなるが、持株会に株を置いたままにする
というのがあった。
退職しても持株会を続けておいていいのは意外だった。
私はどうするか
ある程度まとまった金額になったので私は早々に現金化してしまって、投資信託に回そうと思っている。
このまま持ち続けるよりも投資に回した方がより成長しそうだし、他の個別株を買っても私の知識では増やせる自信もない。
ただ私は、持株会と提携している証券会社に口座を持っていないので、新しく口座開設をしなければならない。
うはぁ、めんどくさいなぁ。
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