もう無理だ。私には耐えられない。あまりにも含み損が大きくなってきた。
最近流行りのダブルスコープではないし、一点集中買いというわけでもないが、どうにも自分がスイングで選んで買った株の調子が悪すぎる。
早々に損切りをすればよかったんだと今になって思うけど、その時にはわからないよね。
アメリカ市場に振り回される日本市場
含み損が大きくなってくると情緒が不安定になってくる。
日中はずっと日経平均を見てしまうし、夜はアメリカのNASDAQやNYダウを眺めてしまう。
見たところでどうしようもないのは頭ではわかっているけど、精神的に落ち着いていられない。
大体日本時間22時半から始まるアメリカの市場に応じて、翌日の日本の市場の雰囲気が決まる。だから夜中のアメリカの市場が気になってしまう。
アメリカの市場があまりにも悲惨だと日本にも影響があるので、そうなった時は目も当てられない。流れに身を任せるしかない。
また日本の企業の業績が良かったからといって順調に株価が上がるわけではない。アメリカのFRBの発言やFOMCによる政策金利の上がり下がりの発表によって株価が大きく変化する。
こういった金融イベントにも注目していかないといけないので、株の勉強というのはなかなか奥が深い。
全てを総合的に判断して投資する株を選ばないといけないし、選ぶのは自己判断自己責任。
決して誰のせいでもないことを肝に銘じておかないといけない。
いっそのこと損切りしたらスッキリ
なんやかんやあって私の持っているスイング用の株が含み損を抱えてしまった。
このまま下がり続けたら買付余力不足からの追証にもなってしまう。
追証という言葉は本当に怖い。払えないほどの借金を抱えているようなものだ。
幸いにも私はまだなったことがないが、一歩手前は経験したことがある。
まだまだ投資初心者だから、わからないことだらけなのにいろんな株を買ってしまったのが原因だ。
含み損が出てしまったらこれからもさらに大きくなる可能性がある。さらに明日と明後日はアメリカでFRB・FOMCの発表があるので、大きく株価が変化するだろう。
下がるような結果になったら、追証まっしぐら。さすがに笑えない。
そこでいっそのこと損切りをして買付余力を増やすことにした。合計約89万円の損が出ることになる。
なかなか思い切った決断だと思う。この決断に至るまで夜はなかなか寝付けなかった。その間もずっとアメリカの市場を眺めていたがこの時も上がる気配がなく下がり続けるような雰囲気だった。
日本市場が始まって損切りをすぐにしてみた。損は出たが買付余力が一気に増えた。これで余力が出たので追証になることもないぐらいの金額だ。
するとさっきまで気を張っていたのが一気に緩んだ。むしろ損切りしたことで精神が安定したのだ。
精神衛生上本当に良くないのが含み損だったのだ。
今回のことを戒めとして、これからはちゃんと自分の精神を安定させられるだけの範囲内で株を扱っていこうと思う。


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