仕事を辞めてダラダラと過ごす日々。
罪悪感に苛まれつつ、今まで何年も働き続けてきたんだからという免罪符を片手に過ごしている。
でもやっぱりダラダラと過ごすのは、世間が必死に働いている中これでいいんだろうか?そろそろ仕事見つけて働いた方がいいんだろうか?と思ってしまう。
まさにご自愛ができていない状態だった。
ウェブで試し読みできたので読んでみると、この筆者と私の性格とか考え方とか不調がそっくりで、まさに私のためにある本だと思えたので、しっかり最後まで読んでみようと思い買ってみた。
なんとなくだるいという不調は実はつらい
歳とともに、はっきりとした原因のわからない不調が増えてくる。
著者もそうだったようで、なぜか朝が起きられない、なんとなくだるいといったことがあったらしい。
私も低気圧によるどうしようもない不調だったり、朝なぜか泥のように眠りたいといった不調が出るようになってきた。
でもこういった不調って、人から理解されづらいし、相談したところで、
「私にはそんな不調ないから、ただの甘えじゃない?」
と言われるのが怖くて、言えなかった。
この本に書いてあるように「完全に体調のいい日が1日もない!」というのがめっちゃわかる。
心と体の両方をご自愛
ゆっくりお風呂に入る、好きなアロマの香りを嗅ぐ、自分に適した睡眠環境を作るなど、自分を甘やかしまくることはとてもいいことらしい。
確かにご自愛なんだから、自分にとっていいことばかりしていいんだな。
当たり前のことだけど、実はできていなかったことを本を読むことで気付かされる。
ついつい自分を甘やかすことはいけないこと、と思ってしまうが、こうやって医師が監修している本では甘やかすことを推奨しているから、それこそ甘やかしてもいい免罪符を手に入れたようだ。
そして心の不調は体の不調にもつながる。ということは心の不調にもご自愛しなければならない。
自分を褒めてみたり、デジタルデトックスでいらない情報を遮断してみたり。
今私がこうやって文章を書いている間にも、YouTubeを流してしまっている。
動画って視覚と聴覚からの情報だから、余計情報過多になりそう。YouTubeもほどほどにしようかしら。
意識してだらける
思いっきりだらける。これ意外と難しい。
だらけるというのも罪悪感に苛まれてしまい、ついついYouTubeを観ながらとか、ラジオを聞きながらとか、ながらだらけをしてしまう。
それはそれでいいのかもしれないけど、常に情報に晒されている状態で、だんだん疲れてきてしまう。
だらけることを全力でするって本当に難しい。
でも私のご自愛は、今はこれが必要だと思っている。
たまにうまくだらけることに成功すると、心も体もスッキリとすることを知っているからだ。
現代の環境ではどうしても不調が出てしまうものだと思う。
ご自愛は悪いことではないし、周りがどう言おうと私は不調なんだからご自愛してもいいんだ。
ようやくそう思える本に出会えた気がする。
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