図書館で借りた本は、読み終えられなかったとしても期限までに返却しなければならない。
せっかく借りた本だし、なんなら予約してようやく手に入れた本なら尚更最後まで読み切りたいところ。
ところが、どうしても読む気分になれない時がある。
まさに今がその状況。
今この2冊の本を借りていて、来週にはもう引っ越しするからそろそろ返却しないといけない。
2冊とも予約していて、ようやく手にした本。
引越し先の図書館でも借りられるとは思うけど、また予約して数ヶ月待たないといけない可能性がある。
もう待てない!なんとしてでも借りてきた本は読み切ってやる!
家で読む気分になれない
勉強であれば家でできるが、趣味の読書はどうしても家で読む気分になれないことがある。
多分趣味だから、他のことに気を取られても怒られることがないし、好きなときに好きなだけしたいんだと思う。
とはいえ返却期限があるものは、返却という義務がある。義務は果たさなければならない。
そのために私の好きなソイラテを作って、人をダメにするソファに深々と座って、家の中を過ごしやすい環境に整えてみる。
するとどうだろう。本を読むことなく、いつの間にかゲームをしているではないか。
本を読むよりもゲームの方がしたい気分になってしまった。
外出先で本を読むと
念願の蒙古タンメン中本で北極を食べた日のこと。
昼ご飯のためだけに錦糸町に来たのでは、なんだかもったいない。
そこでもう少し錦糸町に居座るために、ショッピングモールにあるスタバの店内で優雅に期間限定のフラペチーノ(そもそもそんなものがあるのかも知らない)でも飲んで、読書に励もうかと思っていた。
ところが平日の昼間にも関わらず、席は満席。みんななんでこんな平日の昼間っからスタバでゆっくり過ごしてられるの?(人のこと言えない)
多分入学式とか入社式の帰りなのかな。春らしい暖かい気温だったから、外に出てコーヒーでも飲みたいよね。
結局私は座れる場所を求めて彷徨い、ショッピングモールによくある自由に座れるソファに腰掛け、持ってきた本を取り出して読んでみる。
するとどうだろう。家にいる時よりもスラスラと読み進めることができる。
他に気を取られるような誘惑がないからだと思う。
周りに腰掛けている人たちを見渡してみると、同じように本を読んで過ごしている人。買い物に疲れてうたた寝を始める人。社員証をぶら下げて膝の上でパソコンを広げて作業をしている人。
様々な人たちの中に私も埋もれている。なんだか偶然ここに吸い寄せられた人たちって考えると不思議な気持ちになる。
たまたま水筒にお茶を入れて持ってきていたから、水分補給も問題ない。これは快適な読書場所を見つけてしまったかもしれない。
結局私は1時間半ほど居座り、持ってきた「ハサミ男」の方の本は最後まで読み切ることができた。
読み終わる頃には、周りに座っている人たちのメンツは変わっていた。
唯一変わっていなかったのは、社員証をぶら下げて膝の上にパソコンを広げて作業をしているサラリーマン男性だけ。
お仕事頑張ってください。さよなら、ショッピングモールのソファ。
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