コットンラグを洗いたいだけなのに

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コットンラグを洗いたい。

洗濯機で服を回している間にふとそう思った。

しかもあの大きなコットンラグを、夫が仕事に行っているうちに洗って干しておけば、夫に「すごいやん!えらいやん!洗ってくれたん!?」と褒めてもらえるかもしれない。褒めてもらいたい!

思い立ったが吉日。今日やってしまおう!褒めてもらおう!!

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ソファの下に敷いているコットンラグ

リビングにソファを置いていて、その下にはニトリで買ったコットンラグを敷いている。

買ったのは4月末なので新しいと言えば新しい。

ただずっと家にいると、毎日足蹴にしているものなので洗いたくなってくる。

こういうコットンラグってどうやって洗うんだろうか。

洗濯機に放り込んで、いつも服を洗うようにして洗ってもいいんだろうか。でもコットンと書かれているから、繊細そうな生地のような気もする。手洗いにするべきなんだろうか。

ニトリのホームページで詳細を調べてみるとちゃんと書いてあった。

手洗いOK

手洗いと書いてある。

私は今までこんな大きなものを手洗いなんてしたことないけど、どうやって洗うんや??

お風呂の浴槽にお湯を張って、足でギュッギュと踏むあれすればいいんか?そうすれば手洗いではないけど、優しく洗ってることになるし。

そこで私はまずソファの下からコットンラグを引き抜く作業を始めた。

ソファ自体はとても軽いので、引き抜くことは難なくできた。

コットンラグは細かい隙間があるようで、下から細かい埃やゴミが出てきた。やっぱり洗うことにしてよかった。

床の部分は掃除機をかけて終わらせる。本当はクイックルワイパーをかけてあげたいけど、引越してからいまだに家のどこにあるか探し出せていない。また今度探しとこう。

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お見せできない汚れ

風呂場の浴槽までコットンラグを運び込み、浴槽は栓をしておいてポイっと放り込む。

汚れはお湯の方がよく落ちると聞いたことがある。お湯をコットンラグが浸るぐらいまで張ることにした。

その間に洗剤を取りに行って、少しだけ浴槽に洗剤を入れておく。

よしよし、お湯を張り終わったら後は裸足で浴槽に入って、ギュッギュをやるだけだ。

ある程度溜まったのでお湯を止め、私は靴下を脱ぎズボンが濡れないように捲し上げて、コットンラグの上に足を置く。

お湯の温度はちょうどよくて気持ちいい。でも今は足湯が目的ではない。洗うことが目的だ。

したことのない洗い方なので、慣れない足つきでギュッギュとコットンラグを踏んでいく。

おお、なんだか楽しくなってきたぞ。コットンラグ全体がお湯で染み渡っていて、踏んでみると肌触りが快適だ。

ある程度踏んでからお湯をじっくり見てみると、えげつない茶色に水が濁り細かいゴミもフヨフヨとたくさん浮いていた

うわぁ、こんなに汚れていたんだ。掃除機だけじゃ全然ダメだったんだ。やっぱり洗っておいてよかった。

一旦汚れたお湯を張り替えることにした。ただもう洗剤を入れることはなく、次からはすすぎの作業に入る。

同じぐらいのお湯を張ってから、同じように足でギュッギュと踏んでいく。

また同じぐらいの汚れが出てきた。

汚れが出る度に(今日洗っておいて正解じゃん!やればできるじゃん私!)と自画自賛しまくって、自分を鼓舞していた。

3回ほどですすぎの工程を終わらせて、次は干す作業に入る。

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重たすぎて持てない!!

ここまでは順調だった。最後は干す作業だけだ。それさえ終わらせてしまえば、夫にめちゃくちゃ褒めてもらえるはず。

褒めてもらえることを糧にして、お湯を抜いて栓を開けたままコットンラグを踏んで水気をできるだけ取っておく。

しかしこの作業の時に、嫌な予感がしていた。

重くないかこれ??

コットンラグ自体は軽々と持てる重さだった。ただ大きいものなので両手で抱えるようにして持つサイズだ。

両手で持たなければならない大きさのものに、水気を切ったとはいえ相当な水を含んでいるものを、私は果たして持てるんだろうか?

しかも持つにしても引きずってはいけない。せっかくきれいに洗ったし、まだ濡れているので床も濡らしてしまう。

そして最後の難関は外のベランダで干すということ。

外にあるベランダなので、ベランダは汚れている。絶対にベランダにコットンラグを落としてはいけない。

私はこんな難関を超えることができるんだろうか。

浴槽から出て、踏む位置を変えるために軽くコットンラグの向きを変えがてらを持ち上げてみる。

無理だ。

向きを変えるだけでもキツイ。こんなん持たれへん。

すでに自分の限界を知ってしまったが、一応水気をもう少しだけ切ってみる。

両手で浴槽の淵までコットンラグを手繰り寄せて持ち上げようと試みる。

「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛んんンンンンん!!!!!!!」

喉が潰れそうな声を出して持ち上げてみるが全く上がらない。

なんならありったけの力を入れてしまったので、頭に血が上ってクラクラと目眩がしてきた。

一旦このままコットンラグは置いて、目眩が治るまで落ち着こう。

コットンラグの敷かれていないソファに横たわり、脳内で作戦会議を行うがいいアイディアが、どう頑張ってもコットンラグを移動させるいい方法が思いつかない。

夫に泣き言を言う

せっかく一人で頑張って干そうとしていたのに、できないことに気づいてしまった私は、虚しくなってきた。

夫の力に頼らないようにしようとしていたのに、結局頼らざるをえない状況に陥ってしまった。

本当は頼りたくない。一人でやりたい。ひとりでできるもん!!

ただいいアイディアが思いつかない限り、これはもう夫の力を頼らないといけない。でないと浴槽にコットンラグが放置されっぱなしで、むしろ何も言わないでそのままの方が夫に怒られそうだ。

夫に仕事中だったがLINEで泣きべそをかいてみた。

私の泣き言に付き合ってくれる夫

夫よ。なんて優しいんだ。

私一人の独断で洗おうとして、結局投げ出してしまった後始末を引き受けてくれるなんて。

申し訳なさすぎて泣きそうになる。なんて私は非力なんだ。

せめて夫が運んでくれるのは手伝わなければならない。

助けてくれる人がいてくれてよかった。

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