クラゲとは分かり合えないし、分かり合おうとも思わない

スポンサーリンク

以前紹介したエッセイ「心がほどける小さな旅」で、行った旅先に新江ノ島水族館があった。

この水族館では「クラゲヒーリングナイト」という女性限定イベントがあり、一泊二食付きで水族館のクラゲ展示室の前で泊まれるらしい。調べてみると他にも宿泊イベントはあった。

企画自体はすごく楽しそう。ぜひ行きたい!ただ一つ懸念がある。私はクラゲが嫌いなのだ。

スポンサーリンク

クラゲの生態

クラゲはゼラチン質の体を持ち、触手で捕食するとのこと。(写真があったら嫌なので、Wikipediaのトップページすら開けないから冒頭部分のみ読む)

そして目はない。ほとんど水分の体。波に流されて生きている。

生き物として扱っていいのだろうか?

ふわふわ浮いているだけでゴミと変わらないのでは?

ただ細胞分裂するから生き物の枠に入っているだけでしょ?

その割には触手に毒を持っていて、刺してくることがある。なんで毒持ってるくせに、ふわふわ浮いて自分の体を制御できないの??

私は認めない。認めないぞ。生き物として絶対に認めない!

スポンサーリンク

なぜクラゲが嫌いなのか

ここまで私がクラゲを嫌いになった出来事がいくつかある。

海での出来事

まだ小学生になったかどうかの頃。家族で海に遊びに出かけた時だった。

まだ小さい頃だったのもあり、波打ち際で遊んでいた。そしてふと気付く。

(なんかジェルみたいな透明なものがたくさん浮いてる‥‥?)

この時はまだクラゲと認識していなかったが、どうやら波に流されてクラゲが波打ち際に来ていたのだ。生きているクラゲなので、少し自分で泳ごうとしているようにも見えた。さらには、

砂浜にジェルみたいなのがいっぱいある‥‥?

そこで私はようやくクラゲだと認識した。波に打ち上げられて、海に戻れなくなったクラゲがうじゃうじゃいたのだ。

気持ちの悪いクラゲが海では生きていて、砂浜では死んでいる。ここで私は急にゾッとした。

クラゲに挟まれてる!!動いたらクラゲに触っちゃう!!死んでるのは見たくないし、グニャグニャしてて気持ち悪い!!!

私は母に助けを求めて、無事に抱っこされて救出された。

一番古いクラゲに対する記憶はこの出来事だ。

水族館での出来事

visa vietnamによるPixabayからの画像

私が小学生の頃に友達と水族館に行った時のことだった。

水族館には当然クラゲコーナーがある。そこを通らなければ次のエリアに進めない。

仕方なく私はそこを通るが、できるだけクラゲは見ないようにしていた。それでも視界に端にくらげの姿が映る。

肉厚なクラゲ、職種がやたら長くて絡まっているクラゲ、電飾のようにきらきら光るクラゲ。

どれも気持ち悪い。見たくない。早く次のエリアに行きたい。

すると一つ全くクラゲがいない水槽があった。なんでだろう?と思い、その水槽に近づいてみた。

すると水槽の底の方に、ひっくり返ったクラゲ密集して沈んでいたのだ。

ギョッとして一瞬体が動かなかった。それぐらいに気持ち悪さが衝撃的すぎたのだ。

この出来事が私のクラゲ嫌いを決定的なものにした。

スポンサーリンク

唯一見られるクラゲ

今までの出来事から、すっかりクラゲが嫌いになってしまった。クラゲを見るとリラックスするなんてありえない。ストレスしかない。

もうクラゲと分かり合おうとも思わない。だからクラゲも私に近づかないでほしい。顔も見たくない。(顔がないところも嫌い)

もうインテリアとして人気なイミテーションのクラゲを見るのもダメになってしまった。

しかし一つだけ、私は見られるクラゲがある。中華クラゲだ。

原型を留めないほど細切りにされているし、コリコリの食感の中華クラゲが好きでいくらでも食べられる。

私がニコニコ穏やかな顔でクラゲと向き合えるのは中華クラゲの時だけ。

にほんブログ村 ブログブログへ にほんブログ村 ブログブログ 雑記ブログへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました