今住んでいる家には生き物は、私と夫の2匹だけ。
賃貸というわけではないので、生き物は何を飼ったっていいし、ご近所さんも離れているので鳴き声でご迷惑をおかけすることもない。
ペットを飼うには最適な環境となっている。
猫のいない実家に意味はない
実家には猫が2匹いる。猫のいない実家に帰る意味はあるのか、と思ってしまうぐらいに猫の存在は大きい。
実家が今の家から近いので、たまに実家にふらっと寄って猫2匹を愛でに行く。実家に帰る理由は猫に会うためと言っても過言ではない。
今の家にはペットがいないので、何か飼ってもいいとは思っている。やっぱり飼うなら猫がいいかな。
そうは思いつつ、実家に帰れば猫がいる。猫に癒しを求めたかったら、実家に帰って猫に会いに行けばいいし、猫カフェに行ってもいいとも思ってしまう。
ペットを飼う覚悟がまだない
実家に猫が来たのは、半ば強制的だった。
1匹は兄が飼っていた猫だったが、とある事情で飼えなくなったので引き取ることになったからだ。
2匹目は私が捨て猫を拾ったが一週間で亡くなった。その寂しさを紛らわすためと、猫が2匹いる生活もいいかもしれないと家族で話し合い、保護猫サイトから探して引き取ったのがきっかけだ。
厳密にいうと猫は3匹飼った事になる。
猫はかわいい。以前トチ狂ったような猫に関する記事を書いたぐらいに猫のことが好き。
ただどうしても猫を新しく私たちの家で飼うという勇気がないし、踏ん切りがつかない。
飼い始めたら最期まで一緒に過ごすのはもちろんだが、最期を見届けるというのがつらくて嫌だからだ。
どうしても人間の寿命よりも猫の寿命の方が短い。猫の最期に立ち会わないといけなくなる。どうしてもその覚悟がないのだ。
眺めるだけでまだ飼わない
それにお世話だって大変だ。エサだって選り好みするし、何が食べたいのかわからない。窓を開けて外を眺めさせたり、水道の蛇口をひねって水を飲ませたり、早朝に鳴き声で起こされたり。
実家にいる2匹でこんな感じだったから、おそらく大体の猫もこんな感じだろう。
夫は猫を飼ったことがないけど、いつかは飼いたいと思っているらしい。飼ったことがないなら、猫の大変さも聞いただけで体感したことがない。果たしてのこの大変さに慣れることができるだろうか。
そんなこんなで、猫を飼うことに慎重になっている。
保護猫活動をしている団体のサイトで、色んな保護猫を眺めているとやっぱりかわいい。でもまだ猫を飼うという責任が持てないから、眺めているだけ。
こうやって色んなサイトを回って、猫を飼った時のイメージを膨らませることで、いつか責任を負えると思えた時、猫を飼ってみようと思う。
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