【群馬の旅】初めての草津温泉までの旅は大人らしいゆったりした時間【1日目】

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ひっさしぶりの旅行だった。

何年も旅行に行けていなかったので、普段と違う雰囲気を楽しむという旅行の醍醐味を味わえた。

何より温泉街への旅行だったので、体中に温泉と硫黄の匂いを浴びて温泉の心地よさも思い出すことができた。

今回は1日目は初めての草津温泉。2日目は関東に来てからずっと行ってみたかった、富岡製糸場に行くという旅程プランにしてみた。

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草津温泉までの行き方

草津温泉への到着目処は昼ご飯を現地で食べたかったので12時ごろとした。となると家を出る時間は8時ぐらいの計算となる。

上野駅からJR特急草津31号に乗って、終点の長野原草津口まで約2時間半乗りっぱなし。

長野原草津口に着いたら、次はJRが運行するバスに乗って終点の草津温泉バスターミナルまで。草津温泉まで直通だったので20分ほどで着いた。

草津温泉に近づいてくると、どんどん雪の風景が多くなってくる。海抜1,200mだそうで、そこそこ高いところにある。

そのせいかバスに乗っている間は、耳がこもるような変な感じになってくる。私はちょこちょこ耳抜きをしていた。

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昼ご飯

ほとんどまいたけ天のかけそばセット

12時前に草津温泉バスターミナルに到着したので、ランチ時間の混雑を回避するために目についた蕎麦屋さんに飛び込む。

どうやらまいたけが有名らしく、他の蕎麦屋さんでもまいたけ天激推し

実は私は天ぷらの中でも、まいたけはトップ3に入るほど好きな具材

ここぞとばかりに、天ぷらをまいたけ一色にして思う存分堪能してみた。

こんなにまいたけ天だけ食べられるなんて、草津温泉に着いて早々幸せだなぁ。

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草津湯畑

草津湯畑。硫黄の香りぷんぷん

草津温泉といえば、湯気が沸き立つあの大きな湯畑

湯畑の周りにはお土産物屋さんや、足湯場が所々にある。

せっかくなので食べ歩きをしてみる。

食べてから気づいた。文字がきれいに印字されている

少し階段でを登ったところには、光泉寺と言うお寺があり、しっかり御朱印を頂く。最近では珍しく、書き置きではなく御朱印帳に直接書いてもらえた。

光泉寺の御朱印

熱乃湯での湯もみショー

写真動画OKな湯もみショー

草津湯畑の近くに熱乃湯という少し洋風の建物では、湯もみショーが行われる。

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演目開始時間30分前からチケットが販売されるが、チケットを求める人たちの行列ができるほど。

私たちも列に並んでチケット1人600円払い、熱乃湯に入館。

私たちは幸いにも席に座ることができたが、あまりにも人が多いので後ろでは立って見る人もちらほら。

演目開始までの時間はずっと、湯もみ中に歌われる草津節が会場内でエンドレスで流れる。

この草津節が途切れることなく繰り返されるので、周りを見渡してみると歌詞を覚えてしまってつい口ずさんでいる人もいる。

もしかして草津節を聞かせて洗脳しようとしているのか?家に帰ってからも口ずさむように仕掛けて、全国へと草津節を広めようとしているのか??そんな手には乗らない!絶対に覚えてやらないぞドッコイショ!

演目開始時間となり、20分ほどの洗脳時間からようやく解き放たれる。あぁ長かったぁ。チョイナチョイナ。

コロナ禍ということもあり、湯もみ体験と湯もみくんショーは省略されて、湯もみガールズによる湯もみショーと踊りだけになっていた。

それでも初めて見る湯もみというものに釘付けになってしまう。

湯もみ自体は単調な動きの繰り返しなので、草津節はもしかすると単調な湯もみにメリハリをつけるために作られたのかもしれない。

今は機械化されているであろう作業だけど、当時は湯もみを職業にしていた人たちがいることに思いを馳せる。

それにしてもこの時はすごい水飛沫だったなぁ。効率よく冷ますにはいいかもしれないけど、誰かの悪ふざけが発祥だったんじゃない??

効率のいい湯もみかもしれないけど、湯もみガールズたちはびちゃびちゃ

草津温泉ホテル櫻井

草津温泉ホテル櫻井

夫が泊まってみたいホテルだったそう。私は夫に連れて行かれるがままにホテルに向かう。

チェックインを済ませ、仲居さんに地図を見ながら館内の説明をしてもらい、その後部屋まで案内してもらう。

館内の説明時点で、施設が多いし館内が広いことに気づく。

(これはえらいいいホテルに来てしまったぞ)と察するがもう遅い。チェックインを済ませてしまったんだから、ここは思う存分楽しもう。

部屋の中も簡単に説明してもらい、仲居さんが部屋を出てようやく一息つく。

入浴前に食べるのがおすすめ

テーブルに置かれている温泉まんじゅうと緑茶が、温泉街のホテルであることを強調してくる。

部屋に甘いものが置いている理由は、ご当地名物を味わってもらうというだけでなく、温泉に入ったときにのぼせないようにあらかじめ血糖値を上げるためらしい。

温泉旅館の部屋のお菓子は血糖値を上げて安全に入浴できるようにするため。食べてお風呂に入ろう! | チコちゃんに叱られる!

とはいえそこまでお腹すいていなかったし、すぐにでも温泉に入りたかったので、温泉まんじゅうはお楽しみで食べずに置いておくことに。念のため水分は緑茶で補給してから温泉へ。

お察しの通り、結局館内の大浴場に入った後はしっかりのぼせてしまった。

あの時温泉まんじゅうを無理にでも食べておけば‥。

ふらふらになりながらも大浴場の出入り口まで向かい、先に上がっていた夫と合流する。

水のある場所を知っている夫に水を取って来てもらい、すぐさま一気飲み。

ふと夫が取って来てくれた水が置いてある場所を見てみると、シャーベットが大量に置いているボックスを見つける。どうやら無料で食べられるようだったので、まだふらつく頭を冷やすためにオレンジ味を一本手に取り補口にする。

うまい!うますぎる!

シャクシャクとした食感!オレンジの爽やかさが体に染み渡る!!

一瞬で食べ終えるも、まだ少し頭がクラクラする。今度はりんご味が欲しくなり取りに行こうとすると「小さいよその子どもの目の前で貪るように食べるな。晩ご飯もあるし部屋のまんじゅうでも食え」と夫に嗜められる。

私は渋々指示に従うが、私の命を救ったあのシャーベットの味が忘れられない。夜の湯畑ライトアップを見るための散歩を終えてから、もう一度大浴場に入りに行き、その時にこそっとりんご味のシャーベットを手に入れることに成功した。

忘れられないりんご味シャーベット。うまい!!

いやぁ、何味食べてもシャーベットはおいしいなぁ。

夜のお散歩

夜の湯畑ライトアップ

草津湯畑のライトアップが幻想的

ホテルで晩ご飯を食べた後、散歩がてら湯畑のライトアップを見に行く。

写真では伝わりにくいけど、本当にきれいだった。

昼は人が多くて入れなかった足湯にも気兼ねなく入ることもできたし

歩きすぎて足のむくみが半端ない私の足

同じようにライトアップを見に来ている人たちは、昼に比べると浴衣姿の人が多かった。

夜のライトアップに浴衣姿は映えるからいいね。

私は寒さを懸念して、普通に服で来ちゃった。

西の河原公園ライトアップ

湯畑から少し歩いたところに、西の河原公園というところがある。

ここは公園と言いつつ、遊べるような場所ではなく、温泉が川のように流れていたり、露天風呂の施設があるようなところ。

夜はここもライトアップされていてきれいだったけど、写真越しだと雰囲気が怖いので載せられない。

階段は踏み固められた雪だらけで、できるだけ滑りそうなところを避けつつ進んでいく。

露天風呂施設が突き当たりだったので、ここまで来たら今度は元来た道を辿って戻る。

普段見ない雪にはしゃいでしまい、冷えた手をそのあたりに沸いている天然温泉に浸して温める。

そこで嫌な予感がした。

携帯を入れていたはずのポケットの中が軽い。

ポケットを外からぽんぽんと触っても携帯の形がない。

持って来たカバンの中も見るが、携帯は見当たらない。

無くした!!!!!

どこかで落としちゃったんだ!!!

幸いにも私も夫もiPhoneなのですぐさま夫の携帯を奪い取り【iPhoneを探す】で私のIDとパスワードを入力して携帯を探す。

反応があった!!

あの登るのに苦労した階段のところらへんだ!!

誰かに拾ってもらう可能性のことを考え、夫の携帯から私の携帯宛に電話を鳴らし続けつつ、反応のある場所へ急ぐ。

引っ掴んでいた夫の携帯の充電を確認してみると、さっきまで36%あったのに、一瞬で19%にまで減っていた。

え!充電の減りが早い!!寒いから放電しちゃうんだ!!充電が切れる前に見つけないと大変だ!!ちゃんと充電しておけよ!!(とんだとばっちりの夫)

充電切れが先か、携帯を見つけるのが先か。

まさかの携帯探索タイムアタックが開幕!

ようやくあの階段の近くまで来た。反応のある場所と私の現在地が重なる。

この辺りにあるはずだ!探せ探せ!!充電があと12%しかないぞ!!

おぼつかない足で階段を登りつつ周りを見渡す。

すると階段横の雪が積もっている崖に、ほんのりと灯りが見える。

目を凝らすとそこには着信中の私の携帯が!!!

見つけた!!!

タイムアタックは私が勝利を収め、戦いは幕を下ろしたのだ。

穴守稲荷神社

携帯見つかりましたありがとうございました

公園内にある穴守稲荷神社で、携帯が見つかったことの報告とお礼参りをすることに。

神社自体は、町中にある小さな御神体を祀っているような大きさ。

二礼二拍一礼しながら私は「無事携帯見つかりましたありがとうございました」を連呼し、これでもかというぐらいにお礼を述べておいた。

お賽銭については、私が全く小銭を持っていなかったので夫から10円をもらい、いかにも私のお金っぽく賽銭箱に入れておいた。

この一件以降、夫からはこれまで以上に「携帯はある?財布はある?」とことあるごとに確認を取られるようになってしまった。

もはや子供扱いだ。なんという屈辱。

しかし今日は夫の誕生日でもある。主役に気を使わせてしまった私が圧倒的に悪い。

なんやかんやあり、1日目はこれにて終了。

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