ようやく念願叶った。
それは蒙古タンメン中本の店舗で北極を食べること。
辛いものは好きだけど、なかなか踏み出せなかった一歩を踏み出せた気がする。
徐々に辛さを上げてきた
初めて蒙古タンメン中本で食べる時、いきなり北極は怖かったし、なんなら一番人気の蒙古タンメンですら手が出せなかった。
結局初めて食べたのは味噌タンメンだった。
おいしい。でもやっぱり蒙古タンメン中本といえば、あの辛い餡がかかった蒙古タンメンだと思う。
次来る時は、蒙古タンメンに挑戦して、少しずつ辛さを上げて最後は北極に挑戦しよう。
この日そう決意した。
それからは数ヶ月おきに食べに行く機会を作って、辛さを上げてきた。
蒙古タンメン、五目蒙古タンメン、そしてレディースセットで北極のハーフサイズ。
どれを食べても辛い。でもおいしい。また食べたい。次はいよいよ一人前の北極を食べるんだ!
こんな感じでもはや蒙古タンメン中本の虜になってしまっていた。
テイクアウトで食べた北極
以前友達の家で、テイクアウトした北極を食べたことがある。
すでにハーフサイズの北極を経験済みだったけど、一人前を食べられるか自信がなかった。そこでテイクアウトで北極を家で食べることで、もし辛すぎて食べられなかった時のためにチーズや牛乳といった救済道具を準備していた。
結局のところ、救済道具に頼ることなくペロリと食べ切れてしまった。
と言うより、多分店で食べるよりもスープがぬるかったことで、本来の辛さを味わえていなかったのだと思う。
これはますます、店舗で北極を食べてみたい!よし、次は絶対北極を食べるんだい!
出鼻をくじかれる
とある月曜日。
特に何も考えず、よし今日いこう!と思い、錦糸町店の蒙古タンメン中本に向かおうとしていた。
歩くにはちょうどいい天気で、意気揚々と出かけたが、なんと錦糸町店は月曜日が定休日だと発覚。
そこでまた改めて食べにいく日を決めていた。
一人前の北極は未知の世界なので、少しでも体の調子が悪かったらやめておこうと思っていたので、体のコンディションを整えるためだ。
そして迎えた当日。
なんと何故か辛いものを食べたわけでもないのに、腹痛が朝から襲ってきた。
なんで?刺激物は食べてないのにこの腹痛は何?ていうか普通にこの痛さは、近くにトイレがないと不安になるから家から出られない!
これは想像妊娠ならぬ、想像腹痛??
結局この日は断念。また日を改めることに。
三度目の挑戦
三度目の正直だ。今度こそ行くぞ。定休日も確認済み!お腹も痛くない!万全の状態だ!
ようやく錦糸町店に向かい、店の前に立つ。
列はなくカウンター席が何席か空いている状態だった。
券売機で今まで触れたことのない「北極ラーメン850円」のボタンを押して、券を手に取る。
カウンター席に案内され、券を渡し出来上がるのをしばらく待つことに。
席で待っている間はずっと胸が高鳴り、緊張もしていた。
待ちに待った北極がもうすぐやってくる。何度も挑戦しようとして断念してきたあの北極。ついにこの日がやってきたのだ。
そしてカウンター越しに店員さんが、丼を置いてきた。
これぞ北極!!
ちょびっと申し訳程度の白いもやし以外は、全て赤!!もう真っ赤っか!!
でも私には光り輝いているように見える!!待ち侘びていたよ北極!!
私はラーメンを食べる時は、まず一口スープを飲むところから始まる。北極も例外ではない。
一口飲んでみる。あれ?いけるぞ?
辛いけど、もう一口飲んでみる。
辛いけどおいしい。蒙古タンメンよりも辛さがあるけど、辛くて全く飲めないわけではない。なんならまだ飲みたい!
ここからはもう手が止まることなく、麺を啜るわスープを啜るわで大忙し。
私の場合、辛いものを食べると鼻水が出てくるので、時々ティッシュで拭き、また麺を啜る。
そしてちゃんと最後まで食べ切ることができた。トッピングもなしで、途中で水を飲むこともなかった。
本当にあっという間の北極。ありがとう北極。おいしかった。
この日は私の北極記念日となった。
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