大阪の友達が東京に遊びにきていたので、丸一日使ってやりたいことをやり尽くしてみた。
その中の1つに、私がずっと行ってみたかったソラマチにある「立ち喰い梅干し屋」というお店にようやく行けることになった。
いつも列を成している念願の立ち喰い梅干し
私が何度かこのお店の前を通ったことがあったが、いつも立ち喰いのカウンターは満席で、さらには席が空く順番待ちの列も成していた。
なんなら商品の前にも列ができるから、商品自体もじっくりと眺めたことがなかった。
行く時はいつも土日祝の人手が多い日なので、どうしても梅干し屋も来る人が多くなる。
ところが今回はど平日に行くことができた。
初めて平日にソラマチへ行ったが、土日祝の人混みと比べ物にならないぐらいに人が少ない!
ぜひソラマチでゆっくりと買い物を済ませたいなら、平日がオススメ。
ずっと食べてみたいと夢見ていた立ち喰い梅干し屋。ようやくお店に入ることができる高揚感で昂っていた。
3粒とほうじ茶の食べ比べセット
このお店では様々な種類の梅干しを食べ比べることができる。しかも立ち食いで。
まだ午前中だったこともありお酒は頼まずに、3粒とほうじ茶の食べ比べセットを注文してみた。
梅干しはカウンターに書かれているお品書きの中から3つ選ぶことができる。
右のすっぱい梅が一番梅干しらしい酸っぱさがあり、左に行くにつれて酸っぱさがなくなっていくそう。
梅干し1つとっても、こんなにもいろんな種類があるとは思っていなかった。
そして私は左から、燻製梅・みかん梅・杉田梅をチョイス。
見た目で言うと、杉田梅が紫蘇と一緒に漬け込まれていて赤い色がついているぐらい。
杉田梅
ひっさしぶりにこんなにすっぱい梅を食べた。減塩なんてクソ喰らえ!これが本物の梅干しだ!!という主張を感じる。
表面はしっかりとした硬さがあるものの、お箸で切ることができる。
結構すっぱいので、お箸で少しずつ切ってお茶と交互に楽しめた。
古典的な梅干しが好きな人にオススメな味。
燻製梅
キャンプが好きな人が3回目ぐらいのキャンプ飯で挑戦しそうな、梅を燻製したもの。
まず燻製梅を鼻に近づけると、燻した香りがふわっと漂う。
梅干しの表面は過ぎた梅よりも柔らかくて、簡単にお箸で切ることができる。もはや柔らかくて、切るより潰すという感じ。
口に入れてみると、すぐに燻製の香りが口の中に一気に広がる。
梅干しからこんなにも香りが漂うなんて、今まで経験がなくてなんとも不思議な体験をした気分。
これは燻製器がないと、なかなか家で作れないなぁ。
みかん梅
私が食べた中で、一番梅干しの酸っぱさがなくて、デザートのような感覚で食べられる
表面の柔らかさも燻製梅とほぼ同じで、潰すように切る感じ。
味はみかんの味はそこまでしなかったものの、蜂蜜でつけただけのいかにも甘い梅干しの味ではなく、果物のような優しい甘さを感じられた。
お土産を買ってみた
このお店では、梅干し1粒330円とお高め設定。
ただ普段出会えないような梅干しばかりなので、お世話になった人たちへのお土産としては、かさ張らないし変わっていていい。
瓶の中に同じ種類の梅干しが3粒ほど入っているというものがあったり、1粒ずつラッピングされている梅干しを、自分で選んでオリジナルのアソートを作れるものもあった。
私は1粒ずつラッピングされている方で、オリジナルの組み合わせを作ってみることに。
実家用でしょ?祖母に久しぶりに会うし確か梅干し好きだったからあげるでしょ?確か兄にも会うから食べてもらいたいな。
あげる人が多くて、ついつい買い過ぎてしまった感じがある。
でも後悔はしていない。なんたって大阪にはない店舗だから、みんなからしたら相当珍しいはず。
梅干しのお土産なんて、かっこいいでしょ?
ちなみに一気に3粒もの梅干しを食べたせいか、店を出る頃には異様に喉が渇いていた。さすがに塩分の取り過ぎだったかな。
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