久しぶりに京都に行ってきた。
京都は夏は蒸し暑くて辛いイメージがあったけど、曇り空だったおかげで暑さはそこまで感じなかった。
京都文化博物館でゴールデンカムイ展をやっていたので、友達と一緒に見に行くことにしたのだ。
ゴールデンカムイにハマる
ゴールデンカムイはすでに連載が終了している漫画で、明治末期に北海道や樺太で金塊を探す旅をする元陸軍兵士とアイヌ民族の少女の話だ。
この漫画はアプリ上で4月7日から最終話が追加される4月28日まで全て無料で読めていた。(人気があったようで5月8日まで延長)
私もその流れに乗り遅れまいと、全く読んだことがなかったけど、無料期間内に読み切るために一気に読み進めていた。
もうめっちゃおもしろい!!!
アイヌ文化を深く掘り下げるし、当時実在した人物に近い登場人物や、その人物の行動まで史実を基にしている。
何でこんなにおもしろいんだろう。
リアルでシリアスな話もあるのに、躊躇なく変顔や史実を基にしたおもしろいネタをぶっ込んでくるのもあるから、読みやすいんだろうな。
ゴールデンカムイ展@京都文化博物館
ゴールデンカムイが完結したことを記念して、全国各地でゴールデンカムイ展を開催している。
私が住んでいるところからだと京都が一番近かった。
そこで友達と予定を合わせて、ゴールデンカムイ展を見ることにしたのだ。
急遽予定を決めたのもあり、当日券を買うことになった。ところが平日だというのに、チケットを求める人の長蛇の列。
もうすぐ京都での展示が終わるから駆け込みで観にきたのかしら。
私たちもなんとかチケットを買い、11時からの整理券をもらう。チケットを買ったからといっていつでも入れるわけではないらしい。
11時になるまではちゃっかり御朱印をもらえるお寺まで歩いてみた。
11時になり再度京都博物館に入館し、ようやくゴールデンカムイ展を見ることができた。
実際に作画の資料として使われた小道具や銃などがあり、中の展示はほとんどが写真撮影OKとのことから、じっくりと眺めて写真を撮る人が多かった。
さまざまな展示の説明の文章もしっかりと読み込むので、そのせいか少し列の進みは遅く感じる。
これは確かに整理券がないと、人がごった返してしまう。
私は無料期間中に一気読みをしてしまったので、登場人物の記憶が曖昧な部分もあったが、それでも十分楽しめた。
特に展示の後半は、最終回の話に関するネタバレがあったので、アニメしか観ていない人はネタバレ注意となっている。確かアニメはまだ漫画の最終回までいっていないはず。
実際の資料を見てみると、高校生の修学旅行で北海道に行った時のことを思い出す。
修学旅行ではアイヌ文化を知ろうというので、確かアイヌ民族が住む家の中に入ってみたり、踊りを見せてもらったりした覚えがある。
ゴールデンカムイを読んでから、修学旅行に行っていたらまた違った見え方があったかもしれない。
お昼ご飯は手毬寿司
ゴールデンカムイ展で漫画を読んだ時の感動を思い出し反芻しながら、京都文化博物館を後にする。
ちょうど昼ごはんどきだったので、事前に調べていた手毬寿司屋さんへと向かう。
外からは店内が見えづらく、勇気を振り絞って扉を開ける。やはりちょうど昼時だったので、店の中は人が多かったがちょうど席が空くとのことで、私たちはなんとか入ることができた。
手毬寿司と日本茶を出しているお店で、メニュー自体はとてもシンプル。
私は日本茶と14種の手毬寿司のセットを頼むことにした。
お茶は日替わりで変わるそうで、名前は忘れたけどめちゃ出汁が効いたような不思議な味だった。
どれも変わった組み合わせの手毬寿司ばかりで楽しめておいしかった。
もしかすると人生で初めて手毬寿司を食べたかもしれない。
京都は歩けば神社仏閣に当たる
京都は本当にお寺や神社が多い。
どこかで御朱印をもらえたらいいなと思いながらぶらぶら歩くだけで、3社ほどの神社仏閣に遭遇した。
京都は長屋もあるし、錦市場の古い感じもあるし、古いものを残している感じがする。
おかげさまで持って行っていた御朱印帳が全て埋まった。
またどこかで御朱印帳を買おう。
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