昨日は七夕だった。そう言ってしまうぐらいに、七夕のことをすっかりと忘れていた。
クリスマスとかハロウィンに比べて、七夕って影が薄いイベントのような気がする。
経済効果に期待できないイベントだし、世界的に盛り上がるようなものでもない。日本だけのイベントかな?
そもそも七夕って何する日だったっけ?
笹に願い事を書いた短冊を吊すだけ?
カラフルな紙でできた短冊に願い事を書いて、青々とした笹に吊す。
七夕といえばそれぐらいしか思い浮かばなかった私。
子供のいる家庭なら楽しんでするかもしれないけど、大人しかいない家庭となるとわざわざ笹を用意しないし、願い事を短冊に書くだろうか。
笹を売っているであろう花屋さんは売り上げとしては上がるんだろうか?それとも笹は単価が低いからあまり変わらない?
何か特別なものを食べるかといえばそうでもないし。
学校給食では七夕ゼリー
小学校ではイベントに合わせた給食が出ていた気がする。3月は菱餅、5月は柏餅と言った感じで。
となると7月も何かしら食べていたと思うが、それが全く思い出せない。
でも絶対何か出ていたはず!そう思い七夕では給食が何を出されていたのか、Twitterで世間の声を調べてみた。
するとやっぱりあったのはあった。でも写真を見ても全く記憶にない。というより絶対見たことも食べたこともない七夕ゼリーというものが出てきた。
給食に出てきそうなかわいい形のカップに、爽やかそうな色味のゼリー。
もしかしてこの七夕ゼリーは地域性があるのかしら?私は大阪出身だから、大阪では馴染みがないとか?
イベントごとは何か食べることに走りがち
こうやって七夕について考えていると「イベントごとは何か食べる」という概念に固められていることに気づいた。
クリスマスはチキンとケーキ、正月はお節料理、お雛さんではひなあられとちらし寿司、ハロウィンではお菓子、誕生日はろうそくの立ったケーキ。
イベントを思い出すと特有の食べ物もセットで思い出すことができる。
やはりイベントを楽しむときは、食べ物を一緒に出すことでみんなと楽しめるということだろうか。みんなと共通の思い出も作ることができるし。
だから七夕も強引(?)に七夕ゼリーというもので、イベントを認識させていこうという感じ?
イベントで食べるご飯っておいしよね。特別感があるし食べるとイベントのことを思い出せる。
食というのは人間の文化に深く根付いているものだと思うし、人間にとって切り離すことのできない行為でもある。
ということは食って楽しまなきゃ損じゃん!楽しんで食べるぞ!
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