
お肉屋さんでぶらぶらと何買おうか悩みながら物色していたら、こんなものを見つけた。

うわ、牛タンの皮って焼肉用として売ってるんだ。しかも半額シールが貼ってある。
これは食べてみる価値があるんじゃなかろうか。
牛タンの皮の食べ方を調べてみると
家に持ち帰って、ラップを取りどのような形で皮が入っているのか確認してみる。

牛タンブロックの状態で、皮を削ぎ落としたような形をしていた。少し皮には牛タン部分が付いている。
触った感じだと皮の表面は猫の舌ほど痛くはないがざらっとしていて、この形のままだとちょっと食べづらい気がする。
そこでGoogle先生に【牛タン 皮 食べ方】で聞いてみた。
ところが私の思っていたような結果が出て来ず、「皮は食べられない」というYahoo知恵袋の回答や、牛タンブロックに付いている皮の剥ぎ方ばかりが出てくる。
そう、牛タンの皮とは捨てるべきものという大前提の元だった。
さらには他の検索ワードではこんなものが出てきた。

え、牛タンの皮って犬の餌にもなるの?もしかして、私が買ったのって実は犬の餌として欲しい人のためのものだったの??私が食べようとして買ったのは間違いだったの???
段々不安になってきた私。
牛タンの皮って本当に人間は食べられないんだろうか?
一旦水につけて血抜きをしてみる
様々なYouTube動画を観てきた私の知識の中に「牛タンブロックは水につけて血抜きをする」というものがあった。
ということで、一旦水の張ったボウルに牛タンの皮を30分ほど水に浸けて様子を見ることにした。ちなみに水の交換は1回だけしてみた。

血抜きをしている間に、本当に人間が食べるための牛タンの皮のレシピがないのかさらに調べてみる。
う〜ん。【食べ方】【レシピ】【食べられる】とかいろんな検索ワードで調べてみたけど見つからない。
皮をさらに剥いで、薄いタンと分けてみようかとも考えてみたけどめんどくさい。それだったらどうにかして皮ごと食べてしまいたい。
これはもう自分なりに処理してみるしかない。
水から1時間茹でてみた
本当にどうやって食べたらいいのか見当がつかない。
とりあえず鍋に水を張って、そこに牛タンの皮を放り込んで、湯掻いてみる。
お湯が沸騰してから1時間ほど弱火で置いておく。

ざるに引き上げてみると、フグの皮を湯引きしたみたいにクルンとなっていた。

そこで私は、一枚の皮を細かく切ってポン酢で和えて食べてみることにした。
食べられるじゃん!

試食用として小さい皮を一枚選んで、細かく切ってポン酢をかけてみる。
ぱっと見はガツあたりのホルモンみたいだ。ニンニクすりおろしとかネギと一緒に食べたらおいしそう。
でもこれは牛タンの皮だ。ネットで調べても誰も食べようとしなかった部分だ。
小さい皮を選んで、口に入れて噛んでみる。
あれ?意外といける!!
食感はコリコリとしていて、ガツというよりは生センマイのような食感だ。牛タンの皮の黒い部分のざらつきの感じが、まさに生センマイのようだ。
そして味の方は、これまた意外なことにないといっていい。これも生センマイのようだ。
コリコリとした食感を楽しむとしたら、この牛タンの皮でも全く問題ない。
もしかするとこのコリコリとした食感は、皮にうっすらと残っていた牛タンの食感なのかもしれない。
意外にも牛タンの皮は食べられるということに気づいてしまった私は、小皿に盛った牛タンの皮をあっという間に平らげてしまった。
私の人生で初めて売られているのを見た牛タンの皮。
本来であれば捨てられる部分なのだろうが、ぜひ一度皆さんも物は試しで食べてみてはいかが?

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コメント
焼肉用ってなってるので次は焼いてみてほしいですね🤭
果たして焼いて食べた人がいるんでしょうかね??🤔
カリカリに焼けば食べられそうなので、気が向いたら挑戦してみます!
気が向いたらね、、、😐
どこで売られているのか知りたいです!
私の場合は、近所の精肉店で売られていました!
牛タンを取り扱っていたら、売られているのかもしれませんね🤔