【耳下腺腫瘍】手術翌日から少しずつ体を回復させる【入院3日目/手術翌日】

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朝6時に部屋の電気が点く。私はそれよりも前から起きていたので、ようやくか、という気持ちだった。

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今日から軟食開始!

昨日は完全な流動食だったが、今日からは軟食となった。軟らかいおかずばかりのご飯だ。

普段であればすぐに完食できる量なのに、今の私は顔の左側が麻痺しているせいで、口が思うように開かず一苦労。口に入れてからも噛むのはゆっくりで、なんだか自分の体ではない気分だ。

少ない量をゆっくりと食べるので、時間がかかり、段々とお腹がいっぱいになってくる。

ダイエットで「ゆっくりとよく噛む」という手法があるが、これは効果があると思う。実際半分ぐらい残してしまったが、お腹はいっぱいになった。

朝ごはんの後はちゃんとロキソニンと胃薬を服用し、その後は痛み止めと抗生剤の点滴を入れてもらう。

薬と点滴のおかげか、傷口周りの痛みは全くなく過ごせていた。ただ微熱はまだ続いていたので、体が汗でベタついていた。

看護師に熱々の体を拭く使い捨ておしぼりを持ってきてもらい、背中を拭いてもらう。それだけでも気持ちがいい。背中以外はどうにか自分で拭けたので、余分におしぼりをもらっておいた。これでいつでも気になった時に体を拭くことができる。

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顔面麻痺の状態

午前中に執刀医が様子を見にきてくれた。

傷口の様子を見てもらい、顔の周りを触って感覚や痛さ、顔の動きの確認をする。正直昨日と変わらない。

傷口は悪化はしていなかった。首についているドレーンからの体液は結構溜まっていたので、これは看護師に液を捨ててもらう。指についているパルスオキシメーターもようやく外してくれた。

看護師「この体液は今は血で真っ赤ですけど、数日したら液の量も減ってきて色も薄くなってきます。そしたらドレーンが外せますね。ドレーンが外れたら退院できますよ。」

傷の経過も大事だけど、ドレーンの体液量次第で退院日が決まるそう。

私の体!頑張って体液を減らしてくれ!

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せっかくの暇つぶしが、、、

入院中の暇つぶしのために、日頃できない鈍器本や刺繍を持ってきていた。

ところが術後は体力を奪われているせいで、文字を読むというのが疲れる。本が思うように読めなかった。健康な時には気づかなかったことだ。

刺繍もすぐに疲れるが、頭を使わずに無心でできるので、読書よりは疲れなかった。

とはいえやっぱり細かい作業は疲れるのでずっとしているわけにはいかず、時折うとうととしてしまう。いや、寝た方がいいんだろうけども。夜は熟睡ではなかったし。

結局、朝も昼も細切れ睡眠を取っていた。夜寝られなくなるかもと心配はしたが、しっかり夜になると眠気に襲われた。やっぱり体は疲れてるんだ。

暇つぶしになることといえば、親族の面会だった。

1日15分しか会えなかったが、この日は母がお見舞いに来てくれた。

お風呂にも入っていないし、首から管が繋がってる哀れな姿でも母になら見せられる。

いい気分転換になった。

点滴針を抜く!

晩ご飯を食べて、点滴で痛み止めと抗生剤を入れてもらう。

今回の点滴でついに点滴針が外れるとのことだった。やっぱり手の甲にずっと針という異物があると、ついつい手を気にして、体を動かす範囲が狭まっていた。

点滴が終わり、針を抜いてもらい絆創膏を貼ってもらう。

大した重さはなかったはずなのに、一気に腕が軽くなった気がした。

この頃にはもう熱も下がっていて、平熱まで戻ってきていた。

パルスオキシメーターも取れたし、点滴針も取れて、私の両腕は自由になった。

ようやく腕を上げて寝ることができる。

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