
診断を受けた日から約半年が過ぎる。いよいよ入院が迫ってきたが、その前に全身麻酔検査と麻酔科での診察があった。
全身麻酔検査
今日も夫が付き添ってくれた。そして午前中いっぱいはずっと検査に費やしていた。
検査内容としては、採血・尿検査・鼻に綿棒をぐりぐり・胸部レントゲン・心電図といった内容で、健康診断のようなものばかりだった。
一つの検査が終わるとすぐ次の検査がある部屋まで行く。夫に次の検査の予定を把握してもらい、案内してもらう。さながら私専属のマネージャーだった。
私は何も考えずに聞かされる予定に流されるがままで過ごせたので、夫に予定を把握してもらったのは正解だった。
検査を終えると、すぐに耳鼻咽喉科で検査結果を聞くことができた。結構すぐに診察だったけど、もう検査結果が全てで揃っているのが意外だった。
検査結果は全て異常なし。尿検査では鮮血が混じっていたらしいが、ちょうど生理に被っていたからで、問題はなかった。
あっという間に全ての検査を終え、次は入院支援センターで入院についての説明を聞く時間だった。
思ったよりも検査がスムーズに進んだので、入院支援センターでの説明予約時間までだいぶ時間ができてしまった。すると看護師からの配慮で、予約時間を早めてもらいすぐに説明を受けられることになった。
入院支援センターは入院する人全てが聞かなければならず、必要書類の確認や、入院中の注意事項、入院中の不安なことなどを聞ける。
私は持病や常用してる薬などはないので、入院中の不安なことは特に思いつかなかった。
ここでの説明もすぐに終わってしまい、今日はこれで終了。お会計をして、1週間後の麻酔科術前診察にまた病院に来ることになる。
麻酔科術前診察
この日は何をするのかよくわかっていない状態で病院に来ていた。絶食するのかもよくわかっていなかった。
もう病院の検査で怖いものなんてないから、堂々と構えていたのもある。
いつものように診察券を予約機に通して、麻酔科の受付まで行く。
受付では全身麻酔を受けるにあたっての、注意事項の紙をもらいよく読み込んでおく。
私の名前が診察室から呼ばれ、中に入り麻酔科の医師から簡単な問診を受ける。
タバコを吸っていないか、ホルモン剤を飲んでいないか、頭をまっすぐ上に向けられるかなど。
あとは全身麻酔の注意点の説明を聞き、ちゃんと説明を受けたという同意書にサインをして、今日は終わり。
てっきり肺活量とか計測するのかと思っていたが、それもなくあっさりと終わった。
これで次に病院に来るのは、ついに入院する日となった。

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