【耳下腺腫瘍】ついに入院!入院初日の過ごし方【入院初日/手術前日】

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ついに入院の日が来た。明日は手術となる。

入院中に必要なものをリュックに詰め込み、しばらくは帰ることのできない家に別れを告げ、これから何日かお世話になる病院へと向かった。

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入院手続き

入院手続きは9時〜10時半の間でして欲しいとのことだったので、9時過ぎに病院に到着。

すでに30人ほどが手続の順番待ちをしていて、私が呼ばれるまで30分ほどかかった。

手続き自体は診察券と保険証と連帯保証人の書類を提出するだけ。あとは全て受付で何やら手続きをしてくれた。

次に案内されたのは、入院する部屋があるフロアだった。

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入院フロア

入院するフロアに到着。ナースステーションに向かい、今日から入院する旨を伝える。

右腕に入院してる人が付けるリストバンドを装着して、いよいよ入院することが実感として湧いてきた。

部屋に案内されて、備品の説明を受ける。部屋は無料の4人相部屋。そして幸いなことに窓際だった。

テレビやロッカーといった一通り備品の説明を受けたあとは、担当してもらう薬剤師さんや看護師さんが来てくれて、常用してる薬はあるかの問診や、血圧・心拍・足首やふくらはぎの計測など、簡易的な検査を受ける。

いつも血圧は病院だと高めに出るのに、今回は正常値が出る。いかにリラックスしてるかということか。

他には術着貸出の同意書や術前術後に気をつけることを聞き、また後でフロアの案内をしてくれるとのことだった。

一旦取り急ぎの説明は終わったので、ようやく一息つき荷解きをする。

明日が手術なので、おさらばするしこりを記念にパシャリ。紫の丸いところがしこりのあるところ。

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昼ごはん食べてから検査

人生で初めての入院食。お腹空いてたのもあって、めちゃくちゃおいしかった!しかも内容も健康的で体に良さそう!普段こんなおかず作らないもんなぁ。

ペロリと完食して自分でお盆を下げに行く。

ベッドに戻り一息ついてると、医師が私のところに来る。半年前の検査結果報告の時に手術内容の説明をしたけど、またしてくれるとのことだった。

お言葉に甘えて、一から説明を聞くことに。半年前に聞いた時よりも、明日手術ということもあり、より真剣に話を聞けた。

まず耳たぶの神経は切るので、耳たぶの感覚はもう戻ることはないことを聞かされる。正直耳たぶなんて、感覚なくても生きていく上でそこまで不自由ないとは思っていたので、これは覚悟していた。

そしてやはり手術で一番気を遣うところは、顔面神経の温存だそうだ。

どうしても手術では顔面神経に触ってしまうので、顔面麻痺が一時的な後遺症としてはあるが、しこりが顔面神経を巻き込んでしまっている場合は、顔面神経を切ってでも取り除くので、顔面麻痺が一生残る可能性も覚悟しておかなければならないとのことだった。

結構大事なことなのに、その時の私はどこか他人事のように聞いていた。多分実感として顔面麻痺というものがどんなものなのか、湧かなかったからだと思う。

そして傷口を縫う糸は溶ける糸を使うので、抜糸がないそうだ。

話が終わり、次は胸部レントゲンとしこりのあるあたりのCTを撮る検査だ。

半年前に撮ったきりだったので、しこりの大きさが変わっていないかを調べるためだとか。

検査も慣れたもんで、外来受付にすぐ行き、すぐ検査を受けて、すぐ終わった。おそらく全て終わるのに10分かかっていない。

そして次はコンビニへ買い出しに行く。やはり2リットルペットボトルのお茶があった方が、わざわざ給湯室に行かなくて済むと思ったからだ。他にはティッシュや靴下やT字帯などもコンビニで調達。普通のコンビニとは違い、病院のコンビニは変わった品揃えでおもしろい。

ちなみにT字帯というのは、手術中に履くふんどしみたいなもの。手術の時間が長引けば尿道カテーテルを入れるらしく、私の手術の場合尿道カテーテルを入れるかどうか微妙な時間らしい。だから念の為買っておいて欲しいとのことだった。

コンビニで必要なものを調達してからは、ベッドに戻ると明日手術を担当してくれる看護師が、手術を受ける左側の腕にマーカーで印を付けに来た。これで手術はどちら側なのかすぐわかるようになった。

このマーカーはちょっとやそっとのことでは取れないとのことだったので、暇だったしシャワーを早々に浴びる。明日からしばらくは入ることができないから、念入りに体を洗う。

これでもう何もすることがなくなった。

ところが、ゆっくりとベッドの上で読書したり刺繍したりしてると、30分に1回は医師や看護師がやってきて、説明し忘れてたことの連絡、同意書への署名、入院しているフロアの案内をしてもらったり、全身麻酔から目覚めた後の生活の戻し方の説明など、とにかくなんやかんや用事があった。

最後の晩餐

今日晩ご飯を食べたら、それ以降は絶食となる。飲み物もお茶や水だけとなり、いよいよ手術が近づいてることを実感する。

手術は明日朝イチなので、朝早くから飲み物も飲めなくなってしまう。

段々と緊張はしてきたが、早くしこりを取って欲しいという気持ちもある複雑な気分だ。

夜は22時に消灯。読書灯は点けていてもいいそうだが、明日は早いので素直に寝ることにした。

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