【耳下腺腫瘍】造影剤を入れながらのCT【検査①】

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二日にかけてCT・MRI・唾液腺シンチグラフィーの3つの検査を受けていった。

どれも初めての検査ばかりで、初めてこれらの検査を受ける人の不安が和らげばと思い、検査を受けた時の心境など書いていく。

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CT

1日目の検査はCTだった。

CTといえば歯医者さんでレントゲンを撮ったことがあるぐらいだが、今回のCTはそれよりはるかに大型の機械で、造影剤を投与された状態で撮影されるという。

人生で初めての造影剤も初めて使うことになる。

検査前にあらかじめすることといえば、検査4時間前から絶食しなければならないということ。飲み物は水やお茶ならOKとのこと。私の場合は朝ごはんを抜けばいい。

あとは造影剤に関する同意書と体重を記載しておくことだった。やはり何かしらの副作用が出る可能性があるので、ちゃんと理解把握した上で検査をしなければならない。しっかりと同意書の内容に目を通し体重も測った上で、サインをする。

そして当日は不安だらけの中、2度目の大学病院へと向かう。

再診ということもあり、受付は全く待たされることなく、映画館のチケット販売機のような機械に診察券を入れると、今日受けるべき検査をする場所が書かれたレシートみたいなものが出てくる。

あとは目的の診療科でレシートと診察券を提出すればいいらしい。なんて楽なんだ。

予約時間よりも早めについてしまったがやることがないので、早々に受付を済ませにいく。

予約時間までは呼ばれることはないだろうと思い待合室のソファに座りゆっくりと図書館で借りた本を開こうとすると、なんと造影剤の準備が出来次第検査が始められるとのこと。

あれよあれよという間に、CTの台の上に寝かされる。着替えることもなく服はそのままだった。

体が動かないように太いバンドを巻きつけられ、頭も動かないように顎の部分にかかるようにバンドで固定される。

まずは造影剤を投与しないで撮影されるようだ。

部屋には誰もいなくなり、私と機械だけとなる。

私の寝ている台が大きな円の中に頭から入って行き、台が止まる。

するとCTのX線発生器と検出器がぐるぐると回り出すのが見える。めちゃくちゃ早い。ついつい眺めてしまう。すると目が回ってきた。

気持ち悪くなりそうだったので、見ないためにも目をつぶることにした。どうせ私がすることはこうやって寝ているだけだろう。

そう思っていたら、こんな声が聞こえてきた。

「息を大きく吸ってください。、、、止めてください。」

あれ?もしかしてこれって私に語りかけている?

急に言われて慌てて大きく息を吸い込み止める。ギリギリ間に合ったかな?何度もこの作業を繰り返す。

しばらくすると寝かされている台が機械から出てきた。

まだ全身を固定されている中、今度は造影剤を入れての撮影だ。

造影剤は私が初めてだったこともあり、副作用の説明がたくさんあった。腕に針を刺すがその少し上あたりが痛くなる、全身が火照るような感覚、喉がイガイガするなどなど。

もしこれらの症状があれば、左手にボタンを持たせるのでそれを押せばすぐに撮影を中止するとのこと。試しにボタンを押すと確かに私にも聞こえる音が鳴った。

まずは右腕の採血をするときの血管から針(採血用の針よりも細い)を刺し、造影剤による副作用が出ないか確認のため少しだけ注入される。

特に何も感じなかったので、このまま撮影に移る。さっきと同じように機械の中に入り、息を吸って止める作業を繰り返す。

あまりにも副作用の説明が気になったせいか、なんとなく体が火照るような感覚があった。とはいえ気のせいのような気もする程度だったので、ボタンを押すこともなく無事撮影が終わる。

針を抜いてもらい、バンドも外される。これでCTは終了となった。

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