一時期、芸能人の発信で話題になったヘアドネーション。長い髪を寄付することで、脱毛症状のある子供のための医療用ウィッグとして使用してもらうのが目的。
去年の今頃、私は人生で最長だった髪をバッサリ切ることにしたので、ヘアドネーションに挑戦してみた。
どこで切ろうか
まずはどこで切ってもらおうか、探してみることに。
するとこんなサイトがあった。
NPO法人JHC&Cというところのサイトで、ヘアドネーションに賛同している美容院がここに登録されている。登録されている美容院ではヘアドネーションとして使えるように髪を切ってくれるらしい。
私はこのサイトで近所の美容院を探し、予約をした。
ホットペッパービューティーで予約したので、備考欄に【ヘアドネーションをしたいです】といったことを記入した。必ずこの旨を記載しなければならないそうで、書いておけば美容院もわかってもらえるとのこと。
当日
当日の持ち物とかは特に連絡がなかったので、必要なさそうだったが、調べてみると切った髪の毛を入れる袋が自前で必要なところもあるらしい。湿気ないように密閉されたものがベストとのことだったので、念の為ジップロックを持参した。
美容院に到着し、受付で自分の髪の状態や住所などを記入する用紙(ドナーシート)をもらう。
- 31cm以上の長さがあること
- カラー、パーマ、ブリーチヘアもOK
- 完全に乾いていること
これらを守っていたら、どんな髪質でも使えるらしい。ちなみに私の髪は肩甲骨下まで長さがあり、毛先はブリーチをして痛んでいたが使えるようだった。
私が行った美容院では切った髪を送ってもらえるサービスは以前は行っていたが、今はしていないとのこと。そのため、切った髪は自分で持ち帰って発送しなければならなかった。美容院でまとめると負担になっちゃうもんね。
担当の美容師さんが来てくれて、席まで案内してくれた。そこでヘアドネーション用に切ることを再度確認され、準備に入った。
すごく長い髪ですね!髪質もきれいだからいいウィッグになりますよ!
どんなことでも褒められると嬉しい🤗
髪を洗う前に、後ろで大きく二つくくりにされて、ゴムの上をブツっ!っと切ってもらった。一気に頭が軽くなる。久しぶりにこの軽くなる感じ味わったなぁ。
切った後の髪はこんな感じ。長さは32cmちょいぐらいだった。
髪を切るときに一番変化を感じられるのは、頭が軽くなることと、頭を洗うのが楽になること、だと思っている。髪を切ってから初めて自分で頭を洗うときに(うわ!頭洗いやすい!)となるのが結構快感に感じる。
切られた毛束は、コンビニでもらうような小さなビニール袋に入れてもらえそのまま持って帰ることに。この日は雨が降っていたので、傘の持ち手に袋をぶら下げて帰った。
(側から見たらコンビニ帰りのように見えるけど、中身は髪の毛なんだよなぁ。しかも暗くなってきたから、職質かけられたら変な人になっちゃう。)
そんな心配いらなかった。職質をかけられることもなく無事帰宅。
さぁ送ろう!
家に帰って早速、ジップロックに髪の毛を移す。結局送るときはジップロックに入れないと、封筒の中で髪の毛が散らかっちゃうし。
封筒には
- ジップロックに入れた髪の毛
- 美容院で書いた用紙(ドナーシート)
- 返信用封筒
返信用封筒を入れるのは、受領証が欲しかったから。シールになっていて結構かわいかった。手帳に貼ることでさりげなくアピール。うん、かわいい!
貢献してるという気持ちになれる
お金や血液の寄付ぐらいしか知らなかった私が、髪の寄付があることを知れた。たかが髪、されど髪と思うけど、それを待ち望んでいる人がいることを改めて感じた。
今頃、私の髪は誰かの髪となっているのかなぁ。
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