以前紹介したように積読がある私。
一冊一冊読んでいるんじゃ、どんどん積読が増えていく一方だと考え、今同時並行読みをしている。
並行読みするのは初めてのこと。でも意外とこれが読書がはかどることに気づいた。
本の冊数だけ楽しみが増える
通勤で一冊。昼休みに一冊。家で一冊。合計三冊の本を一日で読み進めている。
それぞれの環境で、楽しみを持たせることができているし、細切れに読むことで一冊の本の楽しみを長く味わうことができる。
通勤では「夏を取り戻す」岡崎琢磨著
まず通勤で読んでいるのは「夏を取り戻す」岡崎琢磨著。
以前積読として紹介したうちの一冊。ようやく読み始めた。
文庫本サイズだから持ち運びに便利で、リュックの中に入れても邪魔にならないので、通勤のお供にしている。
価格:968円 |
会社での昼休みでは「舟を編む」三浦しをん著
昼休みに読んでいるのは「舟を編む」三浦しをん著。
これは会社で退職する上司からいらない荷物を押しt……、もらった時に紛れていた本で、数年ほど会社に置きっぱなしにしていた。
映画で観たことがあり、結末を知っていたので、そこまで急いで読みたい気分にならなかったが、最近になって、ようやく文字で読み進めてみようという気になったのだ。
辞書を作ることを中心とした本のため、文字で追うべき物語なのかもしれないとも感じている。
価格:682円 |
家では「風と共にゆとりぬ」朝井リョウ著
家で読んでいるのは「風と共にゆとりぬ」朝井リョウ著。
これは図書館で借りたので、あまり悠長に積読していられない本。
借りている本ということもあり、外に持ち出すことで汚してしまう可能性があるので、家読み用としている。
エッセイ本なので、家でゆっくりと気負うことなく読むことができるので、少しずつ読み進めることができている。
価格:1,540円 |
単純に読める本が増える
強制的に細切れの時間を読書に費やしているので、読書の時間が以前より増えている。
つまり読める本も増えてきているのだ。
一冊ずつ読み進めるよりも効率よく読めている気がするし、平行読みしているからといって、おろそかに読んでいるわけでもない。
嫌な時間が苦にならない
特に通勤時間の読書時間が待ち遠しくなった。
通勤時間とは、朝眠い中満員電車という人込みに押し込められ、一日の中で一番ストレスを感じる嫌なイベントでもある。
そんな嫌なイベントを、本の世界に現実逃避することで、紛らわせることができている。
むしろ本を読むための貴重な時間を確保できているという、ポジティブな考えにもなってきている。
そのおかげで今までより通勤時間がそこまで苦にならなくなってきてるのだ。
結論:並行読みはお得
時と場所が変わるごとに読む本を変える。意外といいかもしれない。
本によって気分も変わるので、単調で何もなかったなぁという一日が、彩のある起伏にとんだ一日に変化する。
並行読みをするだけで、一日が楽しくなることを知った。
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