【読書感想】本当はこんなにもおかしな人「生活はつづく」 星野源著

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まさにマルチな活動をしている代表と言ってもいいのが星野源

文筆家音楽家俳優。本当に多才で羨ましい。

そんな星野源という存在の原点や中身が垣間見られるエッセイがこの本だった。

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結構だらしない性格だけど、別の人格のせいにしてみる

確定申告をなかなかしない、携帯電話の料金を払い忘れる、洗面台をびしゃびしゃにするし、学校に行きたいくないからって理由で制服のまま漏らすし。

何それ??めっちゃおもしろいやん!!本当にあの星野源なのか?

そう思わされるほど、馬鹿らしいことをやってきてる。

全部不注意なだけだと思うけど、本人はそうは思っていなかった。なんと無意識の中に繋がっている、もう一人の別の人格がしていと思っていたらしい。

いつの間にか歌詞が完成されていたり、自分で息を止めて気絶をしている間にテレビのチャンネルを変えていたりしているのも、別の人格がしていると思っていたのだ。

別の人格のせいにするのおもしろいなぁ。

でも結局はそれは星野さんが子供だからですと人から一刀両断されてしまう。

そりゃそうだよね。

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一つに絞れない

昔から何かと一つにしぼれない子供だった。

生活はつづく 星野源著

めっちゃわかる。私も一つのことに絞るのが苦手。

たくさんのことをしたい。いろんなことをしたい。とりあえずやってみたい。

昔から夢は何?と聞かれて、とりあえず「看護師さん!」って答えていたけど、心からなりたいわけではなかった。

とりあえず夢がないのがおかしいのかと思って答えていただけで、本当は何にもなりたくないだけだった。

何かになってしまったら、他の何かになれない気がしていたからだ。

看護師もやってみたいし、社長にもなったみたいし、弁護士にもなったみたいし、研究者にもなってみたい。

やりたいことが多すぎて絞れないのだ。

その点、星野源は絞ることなく自分のやりたいことを職業にしている。羨ましいし、できるもんなんだな、と教えてくれた偉大な大先輩でもある。

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ひとりはつづく

この本は全て【〜はつづく】という章になっていて、日常のふとしたことや思いが切り取られている。

その中で私は【ひとりはつづく】が印象に残った。

他の章では一つの章に対して、一つのことが書かれているが、この【ひとりはつづく】では8個の様々な短いエッセイが盛り込まれている。

短くてすぐ読める分、悲しいこと悔しいことそういえばそうだったなぁそれめっちゃわかる!、と言った様々な感情が一気に私の中に押し寄せてきた。

正直後半は読むのにすごく疲れてしまった。けどすごく共感することも多くて、世の中意外と私と同じことを考えている人がいたんだな、と仲間を見つけたような感覚になった。

本を出しているし、ドラマに出てるし、CMソング出してるし、オールナイトニッポンのジングルも担当している。

私が知る限りでも、こんなに活躍しているのだ。本当にすごい。

他の本も読んで、星野源をもっと知りたい!

そして生活はつづく (文春文庫) [ 星野 源 ]

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感想(71件)

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