二郎系ラーメンは食べる前はワクワク、食べた後は後悔

スポンサーリンク

関東では二郎系ラーメンのお店がたくさんある。ところが関西ではあまり見かけることがない。

私が大学生の頃は大学の近くにあったので友達とよく食べに行っていたが、卒業してからは関西で二郎系ラーメンを食べた記憶がない。

ただ関東に数年住んでいた私は何度か二郎系ラーメンを食べていたので、関西に帰ってきてからも二郎系ラーメンをしっかりと覚えてしまっていたので、無性に食べたくなる時が来る。

食べたい食べたい食べたい!!

スポンサーリンク

1人だと入りづらいのが二郎系ラーメン

今まで様々なラーメンのお店に1人で入って食べてきた。

おひとりさまとして案外入りやすいのはラーメン店だと思っている。周りのお客さんを眺めてみても、男女問わず1人で入店してサクッとラーメンを食べて帰る人が多い。

自分もそんなお客さんのうちの1人であると思えば、ラーメン店の1人入店はさほど難しいものではないと思う。

ただし、二郎系ラーメンは別だ。

なぜ二郎系ラーメンはおひとりさまにとって最難関とも言えるんだろう。むしろフランス料理フルコースの方が1人で行けるような気がする。

多分だけど二郎系ラーメン独特の注文の仕方に原因があるんだと思う。

ニンニク、カラメ、アブラ、ヤサイという単語の意味。そしてそれらの量をカウンターで伝えるときに使う「マシ」という言葉

全てが他のラーメン店にはない独特の文化だと思う。

これが馴染みがないといつどのタイミングで何をしたらいいのかわからないんだと思う。

スポンサーリンク

二郎系ラーメンは様々な犠牲の上で食べる

二郎系ラーメンは、他のラーメンに比べて麺の量が多くてスープも脂っこくてなんなら塩っ気も強い。

二郎系ラーメンは食べる前は(よ〜し!たくさん食べれるぞ!ニンニクも入れてやるぞ!)と、食べる気満々でもある。フードファイターのような気分になれるのだ。ただ気分だけで、実際は胃の容量は人並み。

その辺りはちゃんとわかっているので、麺の量は一般的なラーメンの量に減らしてもらうし、ニンニク、カラメ、アブラ、ヤサイは全て普通の量。「マシ」なんて挑戦は絶対しない。

食べている間はめちゃくちゃおいしい!二郎系ラーメンが食べたい気分の時は、脂っこくて塩っ気の強いものを欲している時なので、ドストライクの味になっていて箸が止まらない。

二郎系のラーメンはチャーシューも分厚くて大きい。それなのにホロホロと柔らかくておいしいのが特徴。チャーシューのみのテイクアウトをしているお店もあるぐらいにファンが多い。

そしてニンニクは生で刻まれたものが入っている。食べた翌日までは人と会う予定を入れない方がいいぐらいに、体からニンニク臭が体から放出されてしまう。

二郎系ラーメンは様々なものを犠牲にして食べるものでもある。

スポンサーリンク

食べる前と食べた後で感情が全然違う

二郎系ラーメンを食べる前は本当に楽しみでワクワクしている。

食べる頻度もそこまで高くないので、期待値が上がっているのもある。

でも食べた後は、そんな気分なんて消え去って後悔の念に苛まれる。

口の中がニンニク臭い。麺の量減らしてもお腹いっぱい。乗ってるヤサイの量多い。アブラと塩っ気の強いスープですぐ喉乾く。お腹はち切れそうで苦しい。

食べ終わってからはずっとこんな気持ちが渦巻いている。

店に向かうときは早く着いて早く食べたい気持ちが強くて、歩くスピードは早いくせに、帰りはお腹が重たいせいで歩くスピードは格段に落ちてしまう。

食べた後の沈んだ気持ちを知っているのに、しばらくするとまた食べたくなる二郎系ラーメン。また食べたいなぁ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました