引越しのために必ず必要になるのが、引越し業者を選ぶこと。
私も引越しをするので、今回引越し業者を選んだが、ここに至るまでになんとも不愉快なことがある。
訪問見積もりでの金額交渉だ。
引越し業界では当たり前のことかもしれないし、もう少し私が他の業者を調べればよかったのかもしれない。
どうにかこのめんどくさい慣習に穴を開ける業者はいないのかなぁ。
値段交渉のためのその場で上司への電話
相見積もりを取るために、2社に訪問見積もりをお願いした。
2社の営業マンの時間が被らないように、午前と午後で時間をずらして予定を組む。
とはいえ、2社とも全く同じやりとりが次のように行われた。
この2社が最初に提示してきた金額は約40万円と私が想像していた相場よりも高いものだった。
そこで私が渋った顔をして、私なりの許容金額を伝えると2社の営業マンは、
「では私の上司に確認しますので、ここでのお電話よろしいでしょうか?」
とのこと。
するとその場で携帯電話を取り出して、上司らしき人とボソボソと囁くような声で電話をしだした。
内容としては、この値段なら大丈夫そうだけど下げれるか、その代わりの条件を出せるか、といった内容。
そして電話を終えて、再度見積もりを出してもらうと、なんと最初に提示してきた半額の20万を出してきたのだ。
再見積もりでは、いかに上司に粘り強く交渉したか、今ここで即決してくれたらまた上司に電話してみてもう少し下げられる、などなど苦労しています感をアピールしてくる。
正直私からしたら、この時間は一体なんなんだと心底うんざりしてしまった。
どうせ値段を下げられるのなら、最初から下げた値段を提示すればいいのに。ていうか私が再見積もりを依頼しなかったら、ぼったくったようなこの金額を請求する気だったのか。これは客商売としてどうなんだろう?
上司に電話する時も、2社ともどうしてボソボソと演技がかったような話し方をするのだろう?
あと「20万円ならどうですか?18万円なら即決ですか?15万円で今決めていただけるのなら、すぐ上司に電話して交渉します!」といった感じで矢継ぎ早に即決を急がされたのも、営業マンの焦りが垣間見え、大の男がなかなか家から出て行かないで粘り強く交渉されることに、私は恐怖を感じてしまった。
せっかく忙しい隙間を縫った時間に来てもらっているし、一刻もこの恐怖から逃れたい。早く終わらせてしまいたい。
客にこう思われることは、本当に客のための商売なのだろうか??
対策
私なりにやってよかったことと、後悔していることもあるので、また引越し業社に依頼するときに次はこうしてやろう!と思っていることがある。
相見積もりは絶対する
今回は2社での相見積もりを取ったが、よかったと思っている。
1社のみの訪問見積もりで即決していたら、今回の引越しの実際の金額より高かったからだ。
また2社とも「今この場で即決してもらったらこの金額です!」と言われたが、そんなの当てにしてはいけない。
その場の空気に流されてついつい即決してしまいそうになるが、一旦営業マンには帰ってもらってゆっくり時間を取って、本当にこの金額でいいのかをじっくり考える方がいい。
私はそうしたことで、今回の引越しの金額に心残りなく納得をしている。
家族に同席してもらう
今回は2社とも夫に同席してもらっていたので、これは助かった。
多分私1人だとどうしても流れに負けてしまい、高い金額で交渉成立してしまっていたかもしれない。
少なくとも2人以上で訪問見積もりに備えられたら、2人で相談しながら交渉を進められる。
「私はこれでいいんですけど、夫がどうしても渋っているんです」感を出すことで、絶対にその場で即決できない雰囲気を醸し出すこともできる。
また精神的にも頼れる存在がいることで、気持ちに余裕ができるのでぜひオススメしたい。
ネットで実際に引越した人たちの金額を調べる
私はこれが足りなかった。
今回は東京→大阪への引越しだったので長距離となる。
ところが私の周りには、この距離で引越しの経験がある人がいなかったので、実際にどれぐらいの金額がかかるのかがわからなかった。
だから最初に営業マンから提示された金額が相場なのか、ふっかけられていたのかが正直わからなかった。
そうならないためには、このブログのように実際に経験した人たちの声を聞いておくのが大事だとわかった。
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