卵の中身をゴミ箱に捨てて、殻をフライパンに入れてしまうあの現象。
私はやりかけたことはあるけど、まだしたことはない。
でもネットでこの話に共感する声がたくさんあると言うことは、世間の人たちはよくやってしまうと言うことだし、いつか私もやりかねない。気をつけよう。
こんな感じで、人間はあまりにも疲れていると普段の自分では考えられない行動に出てしまう。
服を裏返しで着る
やたらと寒い日だったので、お風呂に浸かることにした。
ゆったりとお風呂に浸かることで体の芯から温まることができ、のぼせる前にお風呂から上がる。
全身をバスタオルで拭き、パジャマ代わりに300円均一のお店で買った半袖Tシャツとユニクロの花柄ステテコを着る。
その後化粧水を塗り、顔が潤ったところで歯を磨こうと、洗面台にある歯ブラシと歯磨き粉に手を伸ばす。
その時、目の端で洗面台の鏡を見ると、なんとTシャツを裏返しに着ていたのだ。
なんでTシャツを着る時に気付かなかったの??前後逆に着るならまだしも、裏返しって初めてなんですけど。首回りのタグ表に出てるじゃん??
服関係でやらかしたことといえば、
靴を揃えて玄関に上がる
実家に住んでいる時のこと。
普段玄関で靴を脱いで家に上がる時、靴を揃えることをしなかった。
猫を飼っていたので、猫が靴で遊んでしまいどうせ靴を揃えたところでバラバラになるからだ。
ところが私が高校生の頃、伝染性単核球症という感染症にかかった時のこと。
ずっと倦怠感に襲われていたので、体力はいつもよりもなく頭もあまり働いていなかった。
そんな中、近所の病院で点滴を打ってもらい帰ってきた時のこと。
玄関で靴を脱ぎ、家の中に入ってから、なんとわざわざ脱いだ靴を丁寧に手で揃えていたのだ。
これには母も驚き「いつもしないのになんで?どうしたん??何があったん??」と矢継ぎ早に質問が飛んでくる。
実は私は母に言われて、初めて自分が靴を揃えていたことに気づいたのだ。
あれ?本当だ!私靴を揃えて家に入ってる!!なんで??
と自分でも訳が分からなかった。
いまだに靴を揃えていた時の私の心情がわかっていない。
疲れすぎたその先
疲れていると何をするかわからないもの。ではさらに疲れすぎるとどうなるのか。
それは何もできなくなる。本当に何も考えられなる。
仕事で出張が続きすぎた時にこの現象に陥った。
出張からの帰りに、晩ご飯を作る気力もなく、スーパーの惣菜コーナーでおかずを選んでいた時のこと。
惣菜の種類がたくさんあり、どれもおいしそうなのはわかる。その中から、惣菜を選ぶということができなくなったのだ。
自分が何を食べたいのかがわからない。しかも選ぶという行動にも実は頭を使う。その頭が考えることを拒否している感じ。
(あ、こりゃ疲れすぎてるな)と妙に自分のことを冷静に客観視できた覚えがある。
結局その日は、惣菜を買うことなく家に帰り、夫の帰りを待ってから一緒に回転寿司を食べに行った。
人に選んでもらわないと何も食べられない。自分で選ぶことができない。
それが疲れすぎた人の成れの果てだと思う。
後にも先にもここまで疲れたのは、この時だけだったので、これからもしまた選ぶことができなくなった時は、疲れすぎているという目安にしていこう。
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