みんなで飲み会、二人でデート、気心知れた友達と家でパーティー。
こんな感じで複数人で食べることがよくある。この前も久しぶりに同僚とランチに行って、食べ終わってからあることに気づく。
(あれ?さっき私が食べたご飯の味覚えてないな)
食べる時間が短い
昼休みのランチと言えば、限られた時間内でお腹を満たせるかどうかが重要になってくる。
しかも複数人でランチに出かけるとなると、店の席が空いていないなんてこともあり、店選びにも気を遣わなければならない。
なんとか店に入って席につき、周りを見渡してみるとすでに並んでいるお客さんがいる。ランチ時間ともなると、どのお店も並んでいるのだ。
並んでいるのを見てしまうと、すぐに食べてあげないとと気が焦る。悠長に味わって食べてもいいものかと気を遣ってしまうのだ。
店側としてはゆっくり味わってもらいたいと思うだろうが、並んでいるお客さんを目の当たりにしてしまうとどうしても早く食べなきゃと思ってしまう。そうなると、もうご飯の味なんてあまり気にしていない。ただただお腹を満たすだけの行動になってしまう。
話すことに気を遣ってしまう
まず店選びでどこに入るかについて話す。そしてようやく入れた店で何を食べるか選んだら、出てくるまでは話に花を咲かせる。頼んでものが出てきても、先程の話の続きを話すことになり、食べながらも話していることにも集中しなけらばならない。
これがまぁ大変。話すにしても食べるにしてもずっと口を動かし続けていることになる。多分仕事中より話してる。
どうしても話していると、話題を考えたり、話によっては考え込んだりととにかく忙しい。話すという行為は実はものすごく頭を使うもの。
つくづく食べながら話すということが、私にとっては難しいと感じた。
ぼっち飯最高じゃん
毎日毎日誰かとランチしているわけではなく、基本的に私は家から持参したものを昼ごはんにしている。
自分のデスクで食べるし、デスクごとに仕切りがされているので、あまり周りと話すこともない。つまり黙々と一人でご飯に集中できるのだ。
一人でご飯を食べていて気づくのが、その時食べたものの味をはっきりと覚えているということ。味に集中しているのだ。確かにたまに一人で居酒屋に行ったりラーメンに行ったりするときも、しっかりと食べたものの味を覚えている。
そういえば一人飯の代表格の【孤独のグルメ】とか【ワカコ酒】も心の中でめちゃくちゃ味に関して喋ってるもんな。一人だと自分のペースで食べたり飲んだりできるから、じっくり味わえるのかもしれない。
誰かと話しながらのご飯ももちろん楽しいけど、たまには一人で自分のペースで味わって食べるのもいいな。
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