【食レポ】猪・鹿・熊を食べて、味の違いがちゃんとあることを知る

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ジビエというのを食べてみた。

普段は牛肉・豚肉・鶏肉を食べているが、他のお肉の味はどんなのだろうか気になったのだ。

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ジビエはかわいそう?

野生動物を狩猟することが「自然に生きている生き物なのにかわいそう」と聞いたことがあった。

私はそうは思わない。

もしそう言っている人がスーパーで売っているようなお肉を普段から食べているのであればそれは、「お金を払ってお肉を食べる」「自分で食べるお肉を調達して食べる」かの違いだけだと思っている。

すでにお肉を食べている時点で、私たち人間はかわいそうなことをしている。そこに狩猟をしているかどうかは関係ない。

お肉を食べないと生きていくことが難しいのが人間という生き物。であればせめてもの供養という意味でも残さずに食べるということをしてあげたい。

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いろんな種類のジビエを食べられる

ジビエと言ってもいろんな種類の動物がいる。それに野生動物というのは臭みがあるイメージもある。

1人で食べに行って、食べ切れないなんてことになったら動物たちにかわいそうなことをしている。

そこで友達と一緒に、昼から焼肉を食べるつもりでジビエも食べることにしてみた。

私たちが行ったお店は、和牛のお肉やホルモンが置いてある一般的な焼肉も楽しめるし、鹿や猪といったジビエ料理も楽しむことができた。

私たちはドリンクはまず生ビールを注文。

ドリンクが来るまでにメニューを眺めていると「裏ジビエ」というものがあり、なんと値段は時価だった。

時価という言葉に怖気付いてしまったが、どんなジビエが食べられるのか気になる私達。

好奇心に勝てなかった私たちは、ドリンクを持ってきてくれた店員さんに裏ジビエの詳細を聞いてみる。

「今日の裏ジビエは熊もも肉で1980円です。」

お?これは頼むのアリじゃないか?ありえない値段じゃないし、食べたことないから食べてみたい。

そこで私たちは「赤身セット」「鹿ロース」「猪ロース」「熊もも肉」を注文することに。

赤身セット

赤身肉のセット。牛タンもあったよ

これは和牛の様々な部位を食べられるお得なセット。

すでに軽く味付けがされていて、見るからにおいしそう。

ただ焼肉あるあるとして「セットできた肉の部位が説明を受けても覚えていない」というのがある。

まさにそれに陥ってしまったので、正直お肉の詳細は覚えていない。とにかくおいしかった。

鹿ロース

引き締まった肉質の鹿

色味はクジラ肉のように濃い赤色。下味はついていない状態。

店員さんから、

「鹿肉は長時間焼くとお肉が硬くなってしまうので気をつけてくださいね」

と教えてもらう。

ジビエだからといって念には念を入れて焼く必要はないのかしら。私たちは気持ち他のジビエの肉よりもサクッと焼くぐらいの気持ちで焼いてみた。

食べてみると確かに柔らかい。脂身が全くないので脂にやられる心配はない。まさにロース肉。

味の感じは馬肉に近くて、ずっと食べていたくなる味だった。

筋肉質だから、カロリーも抑えられていそう。ダイエット中にタンパク質を取りたい時は鹿肉がいいかも知れない。

猪ロース

見た目も味も豚にそっくりな猪

猪もロースを頼んだが、少し白い脂があった。下味はついていない状態。

網の上にお肉を広げてみると、見た目は薄切り豚肉しゃぶしゃぶ用のようだ。

薄切りなことと脂みがあるので、焼けるのはすぐだった。焼けてくると全体にテカテカとした脂がまとってい、カリッと焼けたのでまさに豚肉。

味は最初は豚肉の味だった。特に脂の味が豚肉で、豚肉を食べたと言われても疑いようがない。

ところが後味は豚肉がなくなり、ほのかな野生の臭みが感じ取れた

野生の臭みといっても、自分から頑張って臭みを探しに行ってようやく見つけられた感じなので、何も考えずに食べると臭みはないようなものだと思う。

ジビエといえば野生の臭さ!の常識は覆されるぐらいのものだ。

熊もも肉

縁起物としても良さげな紅白な熊

裏ジビエのメニューを見るまでは想定していなかった熊肉。全くどんな味なのか想像できない。

お肉を見てみると、赤身肉の赤色と脂身の白色がくっきりと分かれていたのが特徴的だった。下味はついていない状態。

網の上にお肉を乗せると、脂身のせいで炎上をよく起こした。もはや自身の脂による炙りになっていた。

そして火を通すことによって、他のジビエに比べて肉が縮んでいくことがわかった。

そして肝心な味の方は、全く特徴がなかった

こんなに脂があるのに脂の味がしないし、赤身の肉の味もしない。強いていうなら旨味が感じられるぐらい。ジビエ特有の臭みも全く感じることがなかった。猪の方が臭みが感じられたぐらいだ。

脂身が半分を占めているせいか、口の中で脂のコッテリ感はまとうが全くしつこくなさっぱりとしたものだった。

店長のサービス


ソーセージは何肉を使ってもおいしいことがここで証明された

店内は私たちだけしかいないせいか、店長が私たちにジビエのソーセージをサービスしてくれた。

細長い方は鹿肉のソーセージ、すでに切られている太い方は和牛の脂身を混ぜ込んだソーセージ(メインに何の肉が入っているか忘れた)だった。

ちょうど友達が追加でソーセージを頼もうとしていたので、店長は私たちの心を読んでいたのかもしれない。

ソーセージは加工されているせいか、臭みは全くなくジューシーだった。何本でも食べられる。

特に太い方のソーセージは、脂身が入っているのでよりジューシーな味わいだった。

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めちゃくちゃおいしいじゃん!

ジビエに対して少し身構えていた私たちだったが、店を出る頃にはとっくにジビエに対する固定概念が消え去っていた。

ジビエっておいしい。今回は焼肉として食べたけど、他においしい食べ方があるならぜひ挑戦してみたい。

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