以前友達から誕生日プレゼントとして「ドロッセルマイヤーさんのさんぽ神」をもらっていた。
友達自身も欲しかったようで、自分用にも購入しており、大阪歴史博物館に行ったあと時間が余ったので、さんぽ神の導きに従って散歩してみることにした。
さんぽ神とは
わしは散歩の神、さんぽ神じゃ。
このゲームをペラペラめくると、「どこで」「なにをする」という神のお告げが、1936種類も出てくるぞい。
「緑の多い場所で」「ふだん聴かない音楽を聴こう」 「高い建物を目指して歩いて」「動物の絵を探そう」 プレイヤーはそれに従って、実際に街を散歩するんじゃ。
勝ちも負けもなし!どうじゃ?神ゲーの予感じゃろ?
ドロッセルマイヤーズ遊びと創作ボードゲームの店:ドロッセルマイヤーさんのさんぽ神
ドロッセルマイヤーさんて何?さんぽ神て何?全てが謎に包まれたドロッセルマイヤーさんのさんぽ神。
私が知ったきっかけは、友達の好きなVtuberの月ノ美兎とは、友達が推しているぐらい好きだなんてどんなもんかと思い見ていたら、たまたま私が見ていた回でさんぽ神を使っていたのだ。
写真でさんぽ神を見ていると、辞書みたいに大きくて分厚いと思っていた。
実際のサイズ感はこちら。
手のひらサイズでかわいい。実際友達と一緒にさんぽ神を開いて、目的地を決めた後は友達の胸ポケットに収納させていたぐらいに小さかった。
さんぽ神お告げ
大阪歴史博物館を後にし、まずは昼ごはんを食べにいく。
平日の昼時だったので、スーツ姿の人の後ろをついていき、昼ごはんにありつけそうな通りまでちゃっかり案内してもらう。
二人ともお腹が空いていたので、特に何が食べたいとかもなく、居酒屋さんのランチをやっているお店にあっさりと決まる。
意外とざるそばの量がしっかり1人前ほどあり、友達もざるうどんの海鮮丼セットだったので、全部食べ終える頃には二人ともお腹がパンパン。
腹ごなしに散歩をするという、立派なさんぽを頑張る理由もできたとこで、お店を出てさんぽ神を開いてみる。
「降りたことないバス停で降りて」「匂いを嗅いでまわろう」
これが今回のさんぽ神のお告げとなった。
二人が降りたことのないバス停
谷町四丁目付近から近いバス停をまずは探してみる。大阪歴史博物館の最寄り駅のバス停は「馬場町」だったので、そこまでトコトコと歩いていく。
さて。このバス停からどこまで行くかを決めなければならない。
二人とも大阪でバスにはあまり乗らないので、路線図を見てみるとほとんどが降りたことのないバス停ばかり。
正直どのバス停で降りても良さそうだ。
そこで大阪の中でもおしゃれな街のイメージがある「北浜」の名前がついている「北浜2丁目」で降りることにした。
たまたまバスがすぐに来てくれたので、あまり待たずに移動することができた。
バスの中では降り立った場所で何をするのかを二人で作戦会議した結果、二人とも食べたことがないカヌレで有名なカフェのスペクタークル キタハマ (spectacle KITAHAMA)に行くことに。
スフレの匂いを嗅ぎまくれば、さんぽ神のお告げを達成できる。
思いもしない場所
10分ほどで北浜2丁目に辿り着き、バス停を降りてみる。
すると大きな石造のような建物があり、上を見上げてみると大阪取引所の文字が。
少し中にも入ってみると、大きな画面に株価ボードがあった。
厳かな建物の雰囲気に呑まれてしまい、勇気を振り絞って私たちが入ったのは1階の株価ボードがあるところだけ。
事前予約すれば見学ができるらしく、見学のためにまた来ても良さそう。
スペクタークル キタハマ (spectacle KITAHAMA)
友達が調べてくれたカフェ。カヌレなんて食べたこともない二人が行くにしてはおしゃれすぎるカフェかもしれない。
細い道を歩いてたどり着いたら、マンハッタンにありそうなコンクリートのビルにあるカフェだった。
店内は案の定おしゃれで塗り固められていて、お客さんも女性客100%だった。
1階でメニューを受け取り、先に2階の席を確保。散歩中は暑かったので、マンゴー風味のアイスティーとカヌレを私はオーダー。
初めてカヌレを生で見た。なんてかわいいサイズ感なんだ。これならさっきまでざるそばと海鮮丼のセットを食べてお腹いっぱいで苦しんでいた私でも、ぺろっと食べられるサイズ。思い切ってカヌレ4つ頼んでよかった。
そして食べてみると、中はバターでたっぷりの生地のおかげでふわふわしているのに、外側はカラメルみたいにツルツルカリカリ。甘さはくどくなくて、1つあたり二口で食べられる。
アイスティーは最初の風味が、めちゃくちゃマンゴーがくる。そのあとはすぐにマンゴーが消えて、アイスティーの味が追いかけてくる。
マンゴーのあの風味を味わいたいし、暑くて喉が乾いていたので、ガブガブと飲んでしまう。
周りの席の人たちもおしゃれな食べ物や飲み物を囲んで、女子会を開いている。
隣の3人組の女子会では、小さい子供がいるお母さんの集まりみたいで、旦那が積極的に育児に参加してくれないという愚痴大会になっていた。
多分お酒が入っていたらもっとすごいことが聞けただろうにと、残念に思いつつ耳をそばだててしまった。
カフェで一服し終わり、この日の散歩は終了。
友達の家にお泊まりに行くために、晩ご飯の買い出しへと向かった。
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