従姉妹の結婚式の引き出物としてカタログをもらった。
そのカタログから、普段私がしないような経験ができるものをと選んだのが、マッサージ屋さんでのフットマッサージ招待券だった。
いつもマッサージに行くのが、どうにも罪悪感というか無駄遣いという意識があって行けていなかった。
多分形に残るものではないし、その場だけの気持ちよさだけに数千円も払うというのが、私の中での価値観に合わなかったのだと思う。
ただ今回は無料で行けるので、罪悪感も無駄遣いの感覚もなく、堂々と施術を受けることができた。
フット・リフレクソロジー(パウダー&オイル)75分
今回はQueenswayというリラクゼーションサロンで、フットマッサージを受けてきた。
お値段を見ても、少しリッチで到底私が通えるような場所ではない。
それでも私には招待券がある。この招待券さえあれば、こんな私でもリッチなマッサージを受けられるのだ。
この招待券ではフット・リフレクソロジー(パウダー&オイル)75分受けられるというもので、電話予約で招待券を使いたい旨と予約時間と名前を伝えて、予約完了。
当日になるのを楽しみにしつつ、マッサージの効果を実感したいがために、できるだけ歩き回って施術してもらう足を酷使する。
そして当日。なんとかパンパンに浮腫んだ足を準備することができた。
気持ちは少しお金持ちで優雅な人をイメージしながら、堂々と入店する。
まだこの時間が続け!と願う
75分と書いたが、実際の施術時間は60分で、残りの15分はフットバスだったりアフターカウンセリングの時間だった。
60分もずっと足を揉み解されるなんて経験がないから、果たしてあっという間の時間なのか。はたまた長くて耐えられない時間になるのか見当もつかなかった。
結果的には(まだ続け!この時間!まだ終わらないで!)と、ソワソワする事態となった。
ずっと目を閉じて足をセラピストに預けている状態だから、時間を確認することができない。
(これはもうそろそろ終わるモーションか?いやまだ続きそうだな。右足から先にやったから、同じ動きを左足もしたらこれで終わりか??いや、また右足を違う動きでマッサージされているな。ということはまだ45分ぐらいかな??)
と色々と余計なことを考えてしまった。
でもこうやって色々なことを考えていたおかげで、寝落ちすることもなくいびきをかくこともなかった。まぁいびきはかきそうになったぐらいに夢うつつだったけども。
土踏まずの反射区は胃腸だって
施術前に、セラピストさんに特に疲れている部分はどこか聞かれ、私は扁平足なこともあり「土踏まずが疲れやすいです。」と伝えた。
すると「土踏まずの反射区は胃腸なので、胃腸がお疲れですね。」とのこと。
お?足を酷使しているから土踏まずが疲れやすいのではなくて、胃腸が疲れてるからってことなの??
正直胃腸が疲れてるというのを今まで感じたことがない私は、その話を聞いてもまだ扁平足による土踏まずの疲れを捨てきれずにいた。
ただ心当たりがあるのは、前日にUberEatsで辛い贅沢肉汁つけうどんというものを頼んだ時のこと。
ここのうどんはいつも量が多くて、店で食べて残すのが申し訳なかったので家で食べることにしたもの。もし食べきれなかったとしても、残しておいて後で食べるというSDGsの観点からも最適な方法を取ることができるからだ。
案の定その時も全部食べられなかったので、残りは晩ご飯として食べることに。
するとしばらくしてから、どうにもお腹が痛い。吐き気はなくトイレに行くほどでもない、なんとも弱い腹痛。
この弱い腹痛が、ずっと波打つように襲ってきていた。いくら弱い腹痛とはいえ、取り除けるのであれば取り除いておきたい。そこで鎮痛剤のイヴを飲んで横になってやり過ごしていた。
うどんの量にびっくりした?辛さに胃がびっくりした?肉汁の油にやられた?
幸いにもこの腹痛はその日だけで済んだが、もしかしてこれが胃腸を酷使していた原因なのか?
反射区の根拠
そもそも足ツボの反射区というやつは、医学的根拠のあるものなのだろうか。
鍼灸治療で使われるツボとはまた違うと聞いたことがある。
鍼灸治療で使われないツボなのであれば、それは医学的根拠に乏しい概念なのでは?と疑ってしまう。
とはいえ土踏まずをしっかり揉みほぐしてくれたら、もしかしたら私の預かり知らぬところで酷使していることになっている胃腸を癒すことができるかもしれない。
マッサージされて気持ちいことは確かなんだし、もし胃腸も改善できたら尚よしってことで。
ちなみに施術が終わって日が経ったが、特に胃腸の変化は感じない。
荒れているわけではなさそうだし、めちゃくちゃ気持ちよかったしで、癒しとして最高の時間だった。
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